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オンラインサロンを活かすなら、無理に好かれようとするな。

せっかく立ち上げたオンラインサロンに人がなかなか集まらないと、不安になりますよね。

そのとき、寂しさや焦りで、自分をよく見せよう、みんなに好かれようと、意識的にも無意識にも思って、アピールが多くなる主催者が少なくありません。

ただ、自分をよく見せるため、誰かに好かれるためのアピールは、ほとんどの場合、逆効果になってしまうので、ご注意ください。


なぜ、好かれたいアピールは逆効果なのか

人は、どんなことでもできるだけ「自分で選びたい」という欲求があります。そこに自由を感じるからです。

よほど信頼できる相手であれば、選択をその人に委ねることもありますが、そうでなければ自分で選びたいのです。
買い物が好きな人も、異性に惚れっぽい人も、ギャンブルが好きな人も、そこに「自分自身で、自分が望む未来を選びたい」という欲求が強いのです。

一方で、他人に好かれようとするアピールは、「自分を好きになってほしい」という選択を他人に押しつけるものですので、他人の自由な選択を奪うアプローチなのです。

それに、自分が好かれようとするあまり、そのアピールの中に嘘や大げさな表現が含まれているのでないかと疑わせる要因にもなってしまいます。

ですから、「好かれようアピール」は、かえって印象が悪くなりやすいのです。

どうしても、自分の実績や成果をアピールしたいなら、「お客さまの声」「推薦の言葉」のようにして、他人から意見や感想をもらい、そのまま掲載するほうが、客観的で好印象です。


まずは、「嫌われないように」すれば十分です。

メンバーに好かれようとすればするほど印象が悪くなるなら、最低限、嫌われないように振る舞って、少しずつ信頼を積み重ねていくことが、かえって好かれる近道です。

まずは基本的なことですが、「こんにちは」「はじめまして」などの挨拶や、「ありがとうございます」「嬉しいです」といった感謝の言葉を、自然に書き込んでいますか。
そして、参加者のプロフィールで褒められる部分があれば、積極的に褒めていきましょう。メンバーに褒められたら、お礼を言って謙遜するだけでなく、必ず褒め返すようにするのです。たとえ、お世辞だと分かっていても、好感度は自然と上がっていくものです。

また、メンバーに教えるだけでなく、「こういうこと、知りませんか?」と、積極的に質問をしてみましょう。人は協力した相手に自然と好感を持つようになるという心理学の理論があります(認知的不協和の解消)。ですから、メンバーを頼ることに遠慮する必要はありません。

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