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オンラインサロン界頻出単語おさらいシリーズ【引き寄せの法則】

オンラインサロン業界を生きていて、頻繁に出くわす単語の意味をおさらいしていくシリーズ。

今回は、皆さんも一度は目にしたことがあるでしょう、【引き寄せの法則】について見ていきます。

【引き寄せの法則】はうさんくさい?

日本で初めて引き寄せの法則という言葉がブームになったのは、SBクリエイティブという出版社が2007年に発売した同タイトルの書籍がベストセラーになったことがきっかけです。

筆者もそうなのですが、この書籍を実際に読んだことが無く、言葉と、何となくのやり方だけは知っている、という方も多いかと思われます。

そうした人にとっては、

「望んだことを肯定的に何度も言葉にして”唱える”と、やがて現実化する…なんて、何となく信じる者は救われる、みたいな、おまじないみたいな感じの、他の人に言うのは恥ずかしいタイプのうさん臭い物じゃないのかな?」

という印象がどことなくあるかもしれません。

しかし、具体的にこの本で語られていることを詳しく知ると、そこまで胡散臭いものではないことがわかりました。

実際に証明されているいくつかの中枢神経系の働きに基づいている

「デフォルト・モード・ネットワーク」

この機能は、一旦開始された思索が、マルチタスク状態で低出力で常態化している現象のことで、脳科学の分野で様々な実証が確認されています。

引き寄せの法則はこの回路を活用して、「求めている答え(を手に入れる方法)」を常にゆるく模索し続ける状態を作り、ある程度の期間をかけてその道筋を見つけトライアンドエラーを繰り返していくことで、目的が達成できるという結果を出している、と考えられます。

「網様体賦活系の働き」

色々なものがごちゃっと映し出された風景画をパッと見て、後からその中に鳥が何羽いましたか?と聞かれても、ほとんどの人が答えられません。

しかし、「では、この絵を見た後に、鳥が何羽いたかを尋ねますからね」といわれてから同じ秒数同じ絵を見た後だと、ほとんどの人が一度目よりも多くの鳥を、その風景画の中から正確に見つけ出すことができているそうです。

この現象は、脳の網様体という部分が、今自分に関係があると感じたものを自動的にフィルタリングする機能を持っているからだと考えられています。

引き寄せの法則では、この機能を活用し、常に目的(叶えたいこと)を意識し続けることによって自分の周囲の現象の中から、関係が少しでもある物があれば拾い出し、他の物よりも見つけやすくしてくれるように仕向けていきます。

「ドーパミン神経系の働き」

大脳皮質に、好感を持った感情として認識された情報は、不快感を消し去るドーパミンという物質をもたらします。

この物質は人体にとって疲労感を感じさせなくするなど、良い体感をもたらすため、一度、好感を持って受け入れた情報には、何度も触れたくなります。

引き寄せの法則はこのドーパミンを活用して、自分が得たいものに対してのポジティブな認識を強めるように努めることで相乗効果を狙い、いわゆる「好きなものの為なら努力を惜しまない」状況を作り出すことで、叶いやすくしていると考えられます。

意外にうさんくさくはなかった!【引き寄せの法則】

いかがだったでしょうか。

今回は、オンラインサロン界頻出単語として【引き寄せの法則】を取り上げました。

詳しく知ってみると、意外としっかりした法則だ…とお感じの方も多いのではないでしょうか。

このシリーズでは、こうした単語を今後も取り上げていきますので、どうぞご期待ください。

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