【Builds CEO橋本のつぶやき】学生起業をした経緯。 起業のために努力をしてきたエリート起業家なのか?
「何で学生起業をしたんですか? 」
「東大なら新卒で難関企業に入って、その後独立すれば良くないですか?」
何回も聞かれてきたことですし、たしかに新卒で就職するという選択肢を取った方が良かったかもなと思う時もありました。
そこで、
学生起業をした経緯について
学生起業のリスクの低さについて
あまり語られない学生起業の闇について
などについて何週かに渡って書いていきます。
今回は、学生起業をした経緯について書こうと思います。
学生起業をした経緯は?
「学生起業をするために努力してきたんですか?」
と良く聞かれるのですが、学生起業をするために何かをしてきたというより、"やりたいことをやっていた先に学生起業がいつのまにかやってきていた"というのが本音です。
起業家サークル出身です!
ビジコンに出て優勝して資金調達も上手く行きました!
父も祖父も経営者で、起業家の血が流れています!
のようなカッコいいエピソードを期待されるかもしれません。
しかし、僕はそのような "エリート起業家" でも何でもない、突如地べたから生えてきた雑草のような"雑草系起業家"です。(笑)
起業をしたキッカケは、親友の就活を助けた経験からでした。
僕の親友は、中高大が同じで、僕よりもはるかに地頭が良いやつです。
しかし、就活においては非常に苦しんでいました。
サマーインターンにおいて難関企業に全く受かりませんでした。
それもそのはず、将来のことを何も考いていないまま面接に挑んでいたのです。
そこで、何か解決の糸口になればと思い、当時僕が長期インターンをしていた株式会社フェズにて、一緒にインターンをして修行することを薦めました。
彼は、インターンを通して、キャリア設計がクリアになり、社会人と対等な立場で仕事をすることで、面接に対しての苦手意識がなくなりました。
すると、ウィンターインターンや本選考では名だたる難関企業からオファーをもらい結果的には希望通りの就職先を見つけて入社することができました。
ここで、僕は大きな疑問を感じました。
"ポテンシャルのある学生も、将来のことについて考える機会の少なさによって、キャリア選択の幅が狭くなっているのではないか?"
"何となくバイトをしている時間を、長期有給インターンに変えると、将来のことを考える機会が増えて、キャリア選択の幅を広げることができるのではないか?"
そう思いたった時には、インターン先の社長に、
「インターン採用イベント開きたいから予算ください!!」
と伝えており、実際にイベントを2回開催しました。
(ちなみにフェズは人材企業でも何でもありません。創業期にインターン生のワガママを受け入れてくれた伊丹社長の懐の深さは、社長を始めた今ヒシヒシと感じています。大好きです伊丹さん。)
その二回のイベントを通してインターンを始めた友人や後輩が
「インターンを通して、将来やりたいことが決まり、人生が変わりました!」
「生産性のない日々を送ってたけど、インターンで刺激をもらえるようになって毎日が楽しい!」
など嬉しいことを言ってくれました。
この感謝の言葉をもらった時に、とてつもない興奮を感じました。
「人の悩みを解決して、感謝されるのおもろいな。もっと多くの人に感謝されたら楽しそうだな。」
もっと多くの人にこの機会を届けたいなと思い、きちんとサービスをつくろうと決心し、いつのまにか法人を作っていました。
学生起業でよく想定されるリスクとその現実
以上のように、僕はリスクとかを特に考えず飛び込んでしまったのですが、多くの人はリスクを恐れると思います。
①事業が失敗したら、借金まみれになって地獄の日々が始まるんじゃないの?
②起業をしたら忙しいんじゃないの?
③サービスをそもそも思いつかないんだけどどうしたらいいの?
この辺を良く質問されます。
実際上記のリスクはどんなもんなのか、これは次回に書こうと思います。
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