練習と下準備とたくさんの失敗のハナシ
こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。
ビルドは札幌市でグラフィックデザインとイラストをメインに作業している就労継続支援B型事業所です。
こちらでは何度も話している話ですが、クライアントワークの他にも発信する表現活動をたくさんやっていて、その中のひとつが利用者さんのイラストをグッズにデザインしてイベント等で販売する活動です。
グッズ制作はスタッフがメインで、利用者さんは自由に絵を描くだけ!という感じなのですけれども、時にはビルドでやっていることを学習した利用者さんが自身の活動に反映させてオリジナルグッズを作って自主活動で販売することもあります。
せっかくなので、委託としてこっちのイベントで販売させていただくという循環も生まれます。
ちなみに委託の場合はマージン取らずに売上まるっと還元です。
ビルドでは利用者さんの自主活動を積極的に応援しているので、イベントで販売するイラスト/マンガ(オリジナル・二次創作問わず)の制作時間も取るし、イラストだけじゃなくてグッズ制作のほうにも助言していきます。利用者さんの活動のプロデュースもビルドの業務にはいっています。
なぜ助言が必要かというと…
練習や準備って、すぐ結果が出ないですよね?
いきなり作って即完成!にしちゃうことが多々あるんです。
それは、先日書いた「下ごしらえが難しい」と同じ理由で、初期衝動と結果の距離が遠くなってしまうからです。
たとえばプラバンなら、いきなり本番で作る前に紙でサイズ感や色を検証するし、実際に焼いてみてからの色の具合をチェックして調整するし…みたいなことを、一人でやっていると省略しがちなのです。
販売するハンドメイド品の雑貨は、実用品ではないし、実際に手に取って見てから買うことが多いのでクオリティ(仕上がり具合)の差で「買おう」となるか「やっぱりいいか」となるかの判断がシビアです。
このあたりは実際にお客様と接しているとダイレクトに伝わってくるのですが、ビルドの利用者さんたちは体調体力の問題で対面販売に登場する機会があまり持てないので実感を持ちづらいのですよね……。
ビルドスタッフは個人でもイベント参加している(11月開催のサッポロモノヴィレッジは運営会社のユニット以外にスタッフのイラストレーターさんも個人参加します)ので、実感を持って助言ができるのが強みです。
というわけで、今日も今日とて新作制作に勤しんでオリマス。
※秋田はぼちぼち月末月初業務に入るので今のうちに💦
サッポロモノヴィレッジは2024年11月16日と17日開催なので、気が向いたら遊びにきてくださいね。
自分の制作物を売ってみたいけれどノウハウもないし体調が心配…な方は、是非ビルドで一緒にやりましょうね!
お問い合わせお待ちしております。