仕事モードの絵柄、のハナシ
こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。
ビルドではデザインとイラストに特化して事業を展開しています。
受注しているイラストのお仕事は多岐に渡りますが、広告物のイラストカットなどが多いです。
「○○さんの普段の絵柄でいいので、□□を描いてください」というような感じでお願いすることもあれば
このイラストの雰囲気に合わせてください、と絵柄を指定することもあります。
発信するタイプのお仕事では、PIXTAをはじめとしたストックイラストやトリセツ!、作業練習としてお願いしているnoteヘッダーイラストなどがあります。
PIXTAは複数人で下絵を描くこともあり、絵柄の雰囲気を合わせることが必要です。それに加えて普段は絵を描いていないトレース作業者が戸惑わない線を引くという能力が求められます。端的に言って相当の画力が求められる作業です。
とはいえ、シリーズによって目の表現とか全然違ったり(笑)。
トリセツ!も、複数人で下絵を制作していますから同様ですね。
一方で、わりと自由に描いてリリースしているイラスト素材もあるし、このnoteで使っているヘッダーイラストも、完全に自由に描いていただいています。
今回のヘッダーイラストは、利用者のYOUさん(仮名)に描いていただきました。
自由に、自分の好きな方向性や絵柄で描くことは一見楽しそうに見えます。が、実はダウンロードの有無、みんなのフォトギャラリーでの使われ度合いなど意外とメンタルを削られやすい要因を持っています。
その分、使われると嬉しいんですけどね!
利用者さんによっては、ストックイラスト用の絵柄を用意してくれたり
自発的に「ユーザーが使いやすいもの」を意識した絵柄にしてくださることも多いです。
そして、意識しすぎたものよりも自由に描いたもののほうがウケが良いというあるあるも……。
このあたりのバランスがとっても難しいことです。
あまりにも「使われること」を意識しすぎると、絵を描くことそのものが楽しくなくなってしまったり、自分の絵に自信を持てなくなってしまうかもしれません。
自分の好きなテイストで、無理なく、でも適度に「このイラストはこんな場面で使えそうかな?」くらいを想定して……というさじ加減を掴むことが、noteヘッダーイラストやイラスト素材制作の目的です。
少しずつ自分らしさを見つけていけるといいですよね。
いただいたサポートは利用者さんの工賃に!素敵なヘッダーイラストを描いてくださった皆さんに還元しますね。