働きながら個人活動するハナシ
こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。
ビルドは札幌市でグラフィックデザインとイラストをメインに作業している就労継続支援B型事業所です。
ビルドでは、いわゆるクライアントワークのほかに自分で作って発信するタイプのお仕事もしています。
代表的なのはトリセツ!です。(2024/7/31までクーポンが発行されているので、よろしければご利用ください)
トリセツ!は、発達障害や感覚過敏に起因する「困りごと」の対処について発信していくグッズです。利用者さんと一緒に企画制作しています。
来週からはポストカード販売イベントが始まるので、こちらも改めてnoteで紹介していきますね。
詳細はユニットのInstagramでご確認ください。
それとは別に、スタッフがそれぞれ個人で活動しています。
代表はワンフェスディーラーHootalinquaを長らくやってますし、スタッフのイラストレーターさんたちもそれぞれ精力的に展示活動、イベント出展を行っています。利用者さんの中にも、ギャラリーでのグループ展に参加したり、地域のコンペに参加してポストカードやTシャツ、ハンカチが販売されたり……しています。
ビルドの作業時間中にスタッフの助言を受けながら制作する人もいれば、完全な個人活動で制作している人もいて様々です。どちらもビルドの活動を通して得た知識技術を使っての成果なので、工賃に反映されます。
利用者さんの中には「将来はアルバイトで生計を立てながら作家活動を継続したい」と考えている方もいらっしゃいます。
この場合、一般就労後のスケジュールを見越して
作業時間にはビルドの事業に参加して、帰宅後や休日に個人活動をする想定で作業目標を組み立てていきますが、はじめからスムーズにできるのならもう働けますよね。体調・体力が整うまでの期間はビルドの作業時間中にも個人活動の時間を設けて、ゆるゆるとシフトしていく姿勢です。
それでも、自由創作を本当に自由にしている状況に比べると、ものすごく疲れます。作家活動に役立ててもらいたいのでスタッフの助言も本格的ですし、自分一人でできる範囲でやろうとしているときよりも考えることややることが沢山あるので体力を使うんです。だから、作業時間後の空いた時間に創作活動をするのは本当に大変なのです。
しばらく続けることでペースを作って慣れていくことができて、少しずつ個人活動の時間を作っていけるようになります。
これはビルドのスタッフも同様で、業務を終えて自分のプライベートの時間で個人活動しているのです。誰に言われるわけでもなく自分のために淡々と。
そして、この夏
長らく指導員として活躍してきてくださった作業療法士でありイラストレーターのマコトさん(仮名)がイラストレーターとして一本立ちしていくことになりました。
もともと商業イラストのお仕事メインでビルドはアルバイトでしたけれど、ついにイラストのお仕事のみで活動していくことになったのです。
昨年末から今年にかけては個展なども開催され精力的に活動されているマコトさんの今後の益々のご活躍を願っています。
(ちなみに、このnoteでは仮名にしていますけれど、Xでは普通にアカウントのこと引用リポストしています笑)
このように
ビルドのスタッフは、創作活動で身を立てていきたい利用者さんのロールモデルでもあるのです。
というわけで
今週末はHootalinquaがワンダーフェスティバルに参加してきます!
その関係で7/29(月)はお休みをいただきますのでご了承くださいませ。
今日のnoteヘッダーイラストは、利用者YOUさん(仮名)の宇宙船のイラストです。
レトロフューチャーな世界観をテーマに制作されました。画面構成のバランスなどもしっかり考えてくれてうれしい限りです。
#みんなのフォトギャラリー にも登録しますので、ご自由にご利用ください!
ビルドでいろんな活動してみたい!
スタッフの仕事の話を聞いてみたい!という方
いつでもお気軽に見学体験にいらしてください。
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