応募書類はラブレターというハナシ
こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。
春ですね。ビルドがある札幌にも春がやってきました。具体的には、道路を埋め尽くしていた雪がすっかり姿を消しました。雪国の方ならご理解いただけるであろう、一本橋のような路面状況が無くなり、横断歩道付近も広くなりました。
朝晩の寒暖差に対応しきれず、ダウンコートから春のアウターに切り替えるタイミングに若干の戸惑いがあります。薄手のコートにする勇気が必要ですね……。
春先の寒暖差は体力が無いチームにはけっこう過酷なんですよね。
ご自愛くださいませ。
さてさて、春。
ビルドのスタッフに仲間が増えました。フリーのイラストレーターとして活動中のマコトさん(仮名)は、作業療法士としての経験をお持ちです。
秋田、ずーっと就労支援にはOTさんが必要!と思ってきたので、すごく嬉しいです。
現在、作業療法士さんの視点とイラストレーター・デザイナーとしての視点両方からの意見を伺って今後の支援に活かそうと絶賛模索中です。
そんなビルド。人員的には足りているのですが、何か良いご縁があれば……ということで求人を消さずに残しています。
こちらもまた春だからなのか、時々ご応募いただいておりましてありがたい限りです。
で、ふと思い出してしまったのですよね。
秋田、もともとは就労移行支援で働いておりクリエイティブ系の就職活動のサポートも実際に行ってきました。
だからこそ
という気持ちが強くて。
いや、あの、なに偉そうなこと言ってんの?というのは、重々承知しております。
でも、就労支援事業所とはいえグラフィックデザインとイラストの事業を行っていますし。キラキラのかっこいいデザインとかやらないけれど、オシャレな感じのものとかほとんど無いけれど。それでもこだわりを持って仕事をしているのです。
もっというと、就労支援事業所だからこそ、就職活動・転職活動の応募書類にこだわりを持っている人がいいと思います。だって、利用者さんの一般就労に向けたサポートをする仕事ですから。
特に業界未経験の方の場合はアピールポイントが少ないですよね。
秋田が支援している皆さんも同様です。事業所の実務はロゴトレースや表組みなど地味なものが多いですし。
クリエイティブ系に就職したいと考えたときに、それでも己のスキルを、見せたいものを見せられるように作るのがポートフォリオなのですよ。
もう、思いっきり素敵デザインにして、自分のスキルをめいっぱいアピールできる媒体ってポートフォリオそのものしか無くないですか?
クリエイティブ系の仕事を目指しているビルドの利用者さんに支援をする人ならばなおさら、ポートフォリオにはこだわってほしいと思っています。
前職を含めて一緒に働いてきたスタッフさんのポートフォリオは素敵なものが多いです。
中綴じ印刷の冊子形式だったり、紙質にこだわっていたりスクラップブッキング形式だったり……。
バリエーション豊富です。
印刷屋さんで印刷されているということは入稿データが作れるというアピールにもなりますよね。
さすがに今回は、郵送の応募者ゼロなんですけど笑
最近はLINEで応募して即面接だったりしますけれども書類選考アリの求人の場合は、応募書類ではねられたら面接のチャンスすら無いのですから、しっかり愛を伝えてくれるとうれしいですよね。
さて。
そんなこと言っているビルド自体のポートフォリオ(サイト)、いい加減なんとかしないとな…と考えている3年度目の終わり頃です。
実績公開NGの案件が多いとはいえ、公開できる案件もいくつかあります。なんとかカタチにしたいなと目論んでいます。
どうぞご期待くださいませ。
今回のヘッダー画像は、サトさん(仮名)に描いていただいた蝶のイラストです。
ピンクベースにバラやレース、ラメなどが散りばめられて華やかな内容ですごく春っぽいですよね。
#みんなのフォトギャラリー に登録しますので、よろしければご利用ください。
いただいたサポートは利用者さんの工賃に!素敵なヘッダーイラストを描いてくださった皆さんに還元しますね。