休憩のハナシ
ビルドは就労継続支援B型事業所で、心身に障害がある方が利用できる場所です。
精神障害や発達障害などの影響から体力に自信が無い方が多くて、時間を短くしたり、通う回数を少なくしたりしながら、ちょっとずつ練習しています。
時給制なこともあり、午前2時間・午後2時間の間には特に休憩時間などは設けていません。
とはいえ、過集中なんかの個別に向き合わないといけない課題も多いので、「自分のペースで休憩を取る」はけっこう大きな目標だったりします。
マジメな方が多く、なかなか休憩を取りづらいという声がありますね。
人によっては「堂々とダラダラする」なんていう目標を設定してみたり。
休憩も自分の判断で。でも、疲れすぎないように。スタッフが時々声をかけることもあるし、あえて見守ることもあるし。という状況です。
ちなみに街中のオフィスビルなこともあってビル内が禁煙なので、喫煙者はビルの谷間でタバコを吸っています。そういったときも「タバコ休憩いただきます」と声をかけてから退室するムードがすでにできあがっていて、なんだか会社っぽくていいな、などと思っているのです。
喫煙者は堂々と休憩を取れていいよね。という論議は定期的に起こりますよね。
まだまだ自分に武器が無かった学生の頃は、タバコが吸えてマージャンができるだけでうらやましかったものです。なんというか…実習中に自然にコミュニケーション取れるんですよねぇ…。
働きはじめたときの上司とのコミュニケーションのきっかけなんかにもなることが多いので、タバコミュニケーションは捨てたものじゃないなあと思います。喫煙者はすっかり肩身が狭いご時世なので、そういった文化も徐々に消えていくのかもしれませんね。
タバコ以外に休憩のきっかけって何があるのでしょうか。
トイレや水分補給でしょうか。
ビルドには給茶機があって自由に使えるので、ちょっとしたきっかけになっているといいなと思います。
それから…畳スペース。
今のところ、まだあまり使われている様子が無いのですが…パーテーションに囲まれていて、なんだか落ち着く空間なんです。
面談室もソファを用意してダラダラできるようになっています。
自分のケアをできるのは自分だけなので、疲れすぎないように適度に休憩を取りながら作業していければと思います。
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