3Dプリンター無駄遣い中!?なハナシ
こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。
まもなくゴールデンウイークですね。4月はあっという間だけれど、5月も連休明けると2週目なので、なかなか大変です(月末月初が忙しい事務職)。
ビルド的には、3月中旬くらいからず~っと続いている”季節の変わり目”で、不調な利用者さんが多いです。
お問い合わせも少なめ……。最近は、どのような手段でB型事業所の情報にアクセスするのが主流なんでしょうね。圧倒的に医療機関経由が多いビルドです。
というわけで、ゆるりとした空気感の中、明後日から #サッポロモノヴィレッジ が始まります。ビルドもハンドクラフトユニットのメンバーとして参加するので、その準備にいそしんでおりました。
今回は、そのお話。
ここに3Dプリンターがあるじゃろ
運営会社ディケイドのハンドクラフト部門Hootalinquaで、1年くらい前に3Dプリンターを購入しました。
コレ↓の原型とかを、3Dでなんやかんやして、ディティールは手で調整したり、という使い方をしています。
3Dソフト、もうちょっと使いこなせるようになれば無駄使いじゃなくなるんですけれど、今はまだ原型の原型が精一杯。
3Dソフトを使える利用者さんもおるじゃろ
ビルドのメイン作業項目ではないのですが、もともとのスキルとして3Dソフトの操作を練習していて、経験を活かして素材販売をしている利用者さんもいらっしゃいます。
最近だと、イラレでトレースする作業をする上で構造を理解するために車椅子のモデリングをしていて
原画担当の利用者さんがそれを資料として提供してもらうという交流が生まれていました。
時々、Hootalinquaで使用するパーツもモデリングしていただいたりもしています。
イラストを描く利用者さんは、たくさんおるじゃろ
もちろん、ビルドはデザインとイラストをメインにした事業所なので、絵を描く人はたくさんいます。
デザインしている人がたくさんいるので、Illustratorも使えます。
3Dソフトでは、ベクターデータをなんやかんかして編集することができます。
これをこうしてこうじゃ
というわけで(というわけで?)
3Dプリンターでスタンプを作りました
めちゃくちゃ端折りましたけれど、
イラスト描く人
3Dソフトで編集する用にデータを調整する人
3Dデータ作る人
3Dプリンター
製品化する人
と、分業して生まれたプロダクトがこちらです。
軸部分はオリジナルデザインペーパーをデコパージュしていて、これもまた別の利用者さんのイラストを使用してスタッフがデザインしています。
スタンプにするまでには、データの調整とか、適切なレジンの選択とか、どんな絵ならデータにしやすいか?とか、3Dプリンターが動かない!?付属のUSBメモリがヤラれた事件!とか、試行錯誤がたくさんありましたけれど、ようやく日の目を見ることができそうです。
※このパッケージを作ったときの秋田↓
オリジナルスタンプ、モノヴィレで買えます
上記のスタンプそのもののほかに、スタンプを使ったメッセージカードセットもご用意しています(いま作ってる途中です)
北海道最大のハンドメイドイベント サッポロモノヴィレッジ2023春は2023年4月29日・30日の2日間、札幌ドームで開催されます。
詳細は公式ホームページと、イベント参加ユニットのインスタグラムでご確認くださいませ。※ビルド以外に、イラストレーターやハンクラ作家数人で組んだユニットです。