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部分と全体のハナシ

こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。
すっかり春ですね!軽く花粉症?季節性アレルギー?の気配を感じています…。
寒暖差が激しい時期は自律神経系が乱れやすいので、あまり無理しないように注意しましょう。

とはいえ、なにか始めたいなあと思うようになるのも、春ですよね。
長く自宅療養していたり、精神科デイケアに通われたりしていた方たちも、行動の第一歩としてB型事業所を検討される方も多いのではないでしょうか。
事業所探しをするときは、何を参考にしますか?ホームページ?事業所をまとめて検索できるサイト?それとも、SNS???

相談室でパンフレットもらっても、SNS見てもホームページ見ても、何をやっているかイマイチよくわからないことが多いですよね。
発信する側のくせに無責任ですが、果たして、なにを決め手に事業所を選ぶのだろう?と思います。

ビルドでは、このnoteとTwitterを秋田が担当していて
事業所が関わったお仕事で公開可能なものや、事業所での出来事を皆様にお知らせしているわけですが
お仕事は特に、「これやりました!」と、表に出せる案件がそんなに多くないのです。
結果、毎日PIXTAとトリセツ!の宣伝をし、気になるツイートをRTしたり思うところをつぶやいたり、「今日は事務所に人が少ない」とボヤいたりする謎の事業所アカウントが爆誕しているのです。
※SNSなのに人と交流しないのは、中の人が、そういうの苦手だからです...すみません...。絡みたくないわけじゃないんですよぅ。

というわけで、利用者さんからすら「PIXTAとトリセツ!で稼いでいる」と思われている節があるビルドですが、実際はデザインとイラストの受注がメインの事業です。
利用者さんたちにも業務をお願いしていますが
特に練習段階は、実務に関わる機会が無いので実感しづらいんですよね…...。
実務フェーズに入ってからも、全体の中の一部分をお願いすることが多くてですね。
たとえば

これはAmaz●nで販売しているエッセンシャルオイルの説明画像用のイラスト…

車のドリンクホルダーの説明用イラスト
クリックすると販売ページに飛びますが、リンク踏んだとしても特に利益は発生しません

イラストの人が描いた絵を、イラレでトレースするところだけ担当した利用者さんには、この担当した図が、どこにどう使われたのか?がわかりません。

ドリンクホルダーのイラスト
トレスbefore/after

最終的にどうなったのか?をお見せする必要があります。(全体像はAmaz●nの商品ページに載ってますよ)
自分が関わっている部分以外のことは、仮に隣の人がやっていたとしても意外と見えないものです。

ほかにも、チラシやパンフレットのイラストカットだけお願いしたり、表組みや文章の流し込み、ルビ振りなど一部の作業をお願いすることが多々あります。
このように、自分が関わった案件が、その後どうなったのか?をお知らせすることも支援の一つです。
成果物があればお渡しするのですが、必ず印刷されて手元に来るものばかりでもありません。最低限、データとして完成品を見ることが出来る状態にはしています。
関わった部分が、全体にどう使われているのか?を知ることで、仕事をした実感も持ちやすくなると思います。

が、これもまたビルドの利用者さん以外は知る機会がありません。

ほんとーに、どうやって外の方に向けて自分たちの事業所のことを知ってもらうといいのかなあ?とは、常々考えています。

結局、表面に出る部分は
PIXTAでダウンロードされたよ!
トリセツ!よろしく
販売イベント出ます!!
みたいな部分だけですが。
もうちょっと伝えることについて考えていきたいな、と思った春なのでした。

見学・体験のお問い合わせは、随時承ります。
お問い合わせフォームなどからお気軽にどうぞ。


いただいたサポートは利用者さんの工賃に!素敵なヘッダーイラストを描いてくださった皆さんに還元しますね。