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門前の小僧習わぬ経を読む…ハナシ

こんにちは。就労継続支援ビルドの秋田です。
ビルドは札幌にあるデザイン/イラストに特化した就労継続支援B型事業所で、働いているスタッフも

絵描きだったデザイナーと
デザインもやっていた絵描きと
デザイナーとして働いていた絵描きと
福祉の人間(精神保健福祉士と社会福祉士を持っています。私です)
が働いています。

秋田は前職もクリエイティブ系の就労支援事業所で代表と一緒に働いていて、代表が利用者さんにどのような指導・助言をするのかは聞いて覚えてきました。デザインはからっきしできませんが、Illustratorの基本操作について聞かれたら答える……程度のことは行えます。

そして、これだけ絵描きが多いとですね……絵に関する知識もどんどん増えていきます。

支援方針を考えるとき、支援する上でどのような作業をしていくかを組み立てるためには知識が必要なのですよね。
利用者さんそれぞれの障害の状態に合わせた練習方法を考えるため、秋田にも知識が必要です。(逆に指導員は障害に関する知識が必要です)

デザインもイラストも、門前の小僧習わぬ経を読む
そのままです。
しょせんは門前の小僧なので、どちらも専門家にはかないません。
普段の指導はプロにお任せしています。

が、絵で仕事してきた人たちは、基本ナチュラルボーン絵描きなので、
絵は見たまま描けばいいじゃない。
みたいな感じです。

高校、専門学校、大学などで勉強してきた人たちばかりですけれど、子供の頃から紙とペンさえあればずっと絵を描いてきたような人たち。デッサンも構図もバランスも当たり前にできる人たちすぎて……

ナチュラルボーン絵描きには理解できない初心者の気持ちをお伝えする役割を担っています。

そんな秋田が絵の指導についてすごく参考になったと思ったのがマンガブルーピリオドです。

ブルーピリオドの表紙
ブルーピリオド1巻

アニメ化もされたし、最近よくテレビに映る渋谷のスクランブル交差点にDMM.comの看板が出ているし、ご存じの方も多いでしょうね。

主人公も高2から藝大受検を目指します。
そのときに出会う美術部顧問や美大予備校の先生の指導が、すごーっく参考になるんですよね。

どうしてデッサンが必要なのか?
夏休みの課題
構図について
etc…

主人公が美術に関して初心者なので、周囲の人たちが教えてくれることを読者も一緒に勉強できます。
アニメになると、言いたいことがぎゅっとまとまっているので改めて腑に落ちることもしばしばありました。

そうか、こういう伝え方をしたら響くんだ。
こんな課題があると伸びるんだ……。
など
利用者さんと喋るときに参考にしている部分があります。
※秋田はドラマや漫画の言葉を引用するのが好きなタイプです。作家さんたちは言葉を生業にしているのだから、人に響く言葉、普段感じているモヤモヤの言語化が上手ですね。

1話は公式で読めます。是非。→


今日のヘッダー画像は、YOUさん(仮名)に描いていただいた「サイエンス」です。

幾何学模様を見つめる女の子の横顔
幾何学的な模様…

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就労継続支援ビルド
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