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2020/12/20 叫び

どーも、ブイです。お久しぶりの投稿です。

最近イベント参加レポートをサボっていたんですが、先日イベントに参加した際に、「note見てます!」なんて声を頂いてしまったので、書かないわけにはいかないと思い、重い腰を上げて駄文を書いた次第でございます。お時間がある方はどうぞお付き合いくださいませ。

さて、先日私は、にょろ(Instagram:@nyorodancer , Twitter:@nyoro390)さん主催のイベント「叫び」に参加してきました。

イベントコンセプト
なんか、今年世の中色々あった事もあってダンス聴き足りなくない!?
そうお風呂に浸かりながら思ったにょろが見たいダンサーさんに声をかけてショーケースをしていただくイベントをやろうと思って開催されるイベントです。
テーマは『叫び』色々なことがあった今年に、叫んだり叫ばなかったりしてください。

【にょろ(@nyorodancer)のInstagramの投稿より引用】

というコンセプトのもと、急遽オーガナイズされたイベントです。なんていうか最高ですよね。エゴイズム100%の動機でムーブメントを作れる人は本当にリスペクトです。その中に僕を入れていただけたことにも感謝。

当日は気温1桁のとても寒い中、豊田市の駅前でクリスマスを彩るきらびやかなイルミネーションのすぐ近くで行われました。魂を叫ばせるのに絶好の環境が整えられていました。

ショーケースは僕も含めて22組、そのほとんどがソロのダンスショーケースでした。そんなイベント他ではまずないと思います。

にょろさんの独断と偏見で選ばれたダンサー達はそれぞれが独自の色を放っていて、ダンスジャンル一つとっても、Lock,HIPHOP,Waack,Break,House,Jazz,Popなど様々で、観客としても観ていて飽きる瞬間がなく、楽しむことができました。
年齢も下は小学生、上は50歳まで幅広く、特に今月50歳になったばかりのNISHIOさんのパフォーマンスが印象的でした。NISHIOさんのような大先輩がダンスを愛し、楽しんで踊っている姿を見ると、現在25歳の自分はまだまだダンスを楽しみ続けることができるのだと非常に勇気をもらえます。

22組の全てのダンサーが自分の持ち味を余すことなく発揮していて、それぞれにそれぞれの良さがありました。できることなら全てのダンサーの感想をここに書き連ねたいくらいです。
見ていて楽しくなってくるダンス。気持ちをストレートに表現していて魂に響くダンス。一生懸命さが伝わってくる熱いダンス。余裕を出してカッコ良さを見せつけるクールなダンス。
いろんなダンスの良さがあり、いろんな人の良さがありました。「ダンスを観ている」というより、「その人自身の全てを見せつけられている」という感覚でした。

そして、ショーケースの合間のToshさんによるDJタイムも最高でした。無限に踊れるDJプレイで、休憩する暇が与えられませんでした。
ちなみにToshさんがイベントに呼ばれた理由は、にょろさんがToshさんのDJを聞きたかったから、だそうです。最高。

今回『叫び』というイベントは、そのイベント名が表す通り、ダンサーの個性や思いが爆発する様子を間近で見れるイベントでした。
誰のためでもなく、自分自身のためだけに踊るダンサーたちのやっていることはいわば、自己満足の極地でした。
しかし、そんな自己満足が互いに共鳴しあって、一つエンターテイメントが作られていました。

コロナ禍でイベントも少なく、ダンスを披露する場がなくなってみんなの中に溜まっていたフラストレーションを盛大に昇華させた、2020年の今でしか出来ない試みだったと僕は感じました。

2021年、まだまだコロナ禍の先は見えませんが、自分にできることをがむしゃらに取り組んでいこうと思えたイベントでした。こんな世の中で、身体は密にできないぶん、心を密にしていきましょう。

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