【ブヒの作る靴】ビンテージみたいな一点もの -vol.05-
バーガンディ色！！
この系の色、好きです。
すきなんやけれども、絶妙なバーガンディが見つからへんので、今回は染色しました。「ないなら作ればいい」コレは我が家のモットーです。
【アッパー革】
ゴートスキン！アイアンマン！！独特のシボ感とギラつき、スレや摩擦に強いゴートスキンです。
さらに
今回は、アッパーを手縫いしました。
細かいチェーンステッチの凹凸が良いアクセントになっています。
なかなか時間がかかりましたが、良い風合いになったので良し！！
【ソール】
レザーソールにスチール。
マーブル模様に仕上げて、波状に飾り車をゴロゴロしました。
なんだかエレガントな仕上がりですね。
躊躇なくガリッといっちゃってくださいね。履いて履いて歩きまくってください。
【デザイン】
ウチバネ！！もうお気づきやと思いますが、今回はウチバネばっかし作っています。今まで外羽根が多かったので、今回はウチバネ！
ちなみに、外羽根しか履いたことないって方や、内羽根外羽根なんのこっちゃ、って方はサイズ感にお気をつけください。
内羽根の靴は、外羽根の靴みたいに羽根ががバーっと開かないので、特に甲が高い方はいつもと同じサイズやのにちょっと窮屈やなぁ；という事もあるかもしれません。
外羽根の靴は羽根が開いた状態で履いていてもそんなに違和感がなく、紐を緩く結んだ状態で履いている方も多く感じます。
でも、内羽根の靴はそうもいきません。まず入らない。って事もありますし、入っても羽根が閉まらないって事もあります。羽根が閉まっていない内羽根の靴はあんまりスマートに見えないのでオススメしにくいです。
あんまりパッチパチすぎると変な箇所に負荷がかかって破損の原因にもなりますのでサイズ感にご注意ください。
また、ブヒの靴はハンドソーンウェルトですのでグッドイヤーウェルトの靴ほどサイズ感の変動はありません、革が足に馴染む程度、とお考えください。
ハンドソーンウェルトの靴の内側はこんなです。
グッドイヤーウェルトの靴でよくあるサイズの変動は内側のコルクが沈む事で起こるのですが、ハンドソーンウェルトではこんな感じで沈む余地はほとんどありません。奥にある方は前側にコルクを入れた状態ですが厚みは大体2~3mmくらいあるかなってぐらいの薄さです。
また、ハンドソーンウェルトの靴は中底の革がとても分厚いので履けば履くほど足型にしっかり馴染んでくるイメージです。
ビンテージぽく仕上がった気がする！
最後までご覧いただきありがとうございました！！
2021/10/22(fri) 20:00 START!!
BUHI SHOES
(#2110)
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サイズ: 25.5-26cm
木型: YMラスト
製法: ハンドソーンウェルト(１０分仕立て)
ソール: レザーソール（ヒールはゴム）
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