意味が似ている『ラド』『ウル』『ティール』の違い
ルーンのリーディングのヒントをシリーズお伝えしていきます。
1回目は、少し似てるかもしれないけど、なんか違う『ラド』と『ウル』そして『ティール』です。
どれも勢いがあり、前に進むルーンなのですが、それぞれの『質』と『領域』からみるとキーワードにはないエネルギーが見えて、リーディングの幅が広がったり、お守りのルーンを作る時にも役に立ちますので、今回は、質と領域からこの3つのルーンを見てみます。
まずは『質』から見てみると
ラドは、車輪の象徴と言われていて乗り物や旅も表しますので、遠くへも行けそうですよね。
途中の景色も見る事ができそうですし、自分の持ってる全てを乗せて走る事もできますし、誰かを乗せて進む事もできるかもしれません。進んだ先にさらに大きく進展する可能性も出てきます。
ウルは、野生の牛を象徴してるので、勢いがありますが、コントロールする事や計画的に進めていく事はできないので、ラドほど遠くへいく事は出来なさそうです。
猪突猛進なので短期的ですし、考えないで行くっきゃない!というイメージですね。
ティールは、積極的に前に進むという意味ではウルと似ていますが、北欧神話のローマ神話のチュール神、ローマ神話では、軍神マルス、
ギリシャ神話では、軍神にして殺害の神アレスと同じですので、ただ前に進むのではなく、高い精神性を持って勝利の為に進むという精神性と知性があります。
次に、領域からみてみると
ラドは人が扱う物(乗り物)で、ウルは野生の動物で、ティールは神。となります。
つまり、人と動物と神の領域に分ける事ができます。
ラドは人の領域なので、環境や他の人との調和を図るためには、見守る必要もありますよね。
ぬかるんだ道であれば、スピードを落とす必要もあるでしょうし、積み込んだ荷物が適切かどうかも見る必要がありますので、受け入れなければならない状況もあるかもしれませんが、環境に対応していきさえすれば、重たい荷物でも順調に運べます。
ウルは、野生の動物の領域なので、直観的に何も考えずにとにかく行く。とにかくGOですね。
YES or NOならYESどころか NOW 今でしょ!という感じです。
後に戻れないし、止まれないです。
周りやその先のカーブも見えていないかもしれません。それでも野生の直観とパワーがあるんです。
しかも 人ではない者の直観ですから、とてもスリリングです。
ティールは、神の領域ですから、当然 疑ってはならないです。信じて進め。
しかも 勝つことを信じて、正々堂々とです。
軍神が臆病であってはならないですから、障害をも向き合い乗り越えます。
そして、もし、結果負けたとしても何を得る事ができます。ここが、さすが神の領域です。
信じるだけの価値がある前進なのです。
ここで注意なのですが、あくまでも神の正しさであって、人の正しさではないという事も大事になります。
あなたに進めたい何かがあった時、仕事の成功でも実らせたい恋でもどの力をかりますか?
見守る力のある ラドでしょうか 刺激を秘めた ウルですか 勝利に導く ティールですか?
ルーン文字はお守りになりますので、自分にあったルーンを選んでくださいね。