【活動報告】医学部受験オンラインスクール「one」開校/逆境からの医学部受験はスタートが肝心
久しぶりの更新です。
少し前回より間が空きましたので本記事では
・最近の大学受験サポート活動内容
・公式LINEでの配信内容(一部)
活動報告を兼ねてこの2つをメインに書いていきたいと思います。
オンラインサロンと最近の活動について
ご存知の方もいるかもしれませんが
実は以前に少数制医学部受験オンラインサロンを運営していました。
遡ると
僕は2020年の4月より”逆境から医師を目指す受験生”のサポートをすべく
・YouTube
・Twitter
・note
と発信の場を設けていましたが
上記のプラットフォームのような僕からの1方向性の情報伝達に早々に限界を感じ2020年の7月より会員制のオンラインサロンを作りその中で生徒さんと双方向性に受験相談・アドバイスのやり取りを行いました。
その結果、2020年度に受験した2名のうち2名(総メンバーは10名ほど)とも国立医学部に合格できたことは僕の中での大きな自信となっています。
その後2021年は就職活動や国家試験、本業である医師業のために活動を一部縮小しましたが、2022年半ばより徐々に活動レベルを挙げており今年の3月についに医学部受験コンサルティング『ONE』として再スタートしました。
今10名以上の生徒が在籍しておりそれぞれの状況から医師になるべく勉強に励んでいます。
以上のように現在は
・Twitter
・note
・オンラインコンサルティング
この3つを軸に医学部受験生のサポートを行なっています。
※ブログもありますがどちらかといえば医学生向けです。
ここまで現在の活動内容についてでした。
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さて、話題を変えましてここからは受験の話をしましょう。
テーマは逆境からの医学部受験。
具体的には現在完了ってなに?(英語)二次関数ってなに?(数学)…。
このレベルから最短で下位国立医学部レベルを目指す方に必須な考え方を下記にまとめていきます。
これから受験を始めるが何から手をつけていいのかわからないという方。
下記以降をぜひお読みいただくことをお勧めします。
医学部受験は敗者のゲーム
まず医学部受験は敗者のゲームだということを認識しておいてください。
敗者のゲームとは投資における有名な考え方で
例えばテニスの試合において
プロ同士の試合は「いかに良いプレーをするか」
アマチュア同士の場合は「いかにミスを犯さないか」
がそれぞれ勝負の決め手になります。
前者を勝者のゲーム、後者を敗者のゲームと言います。
同様に医学部受験(アマチュアの世界)においても
いかに難問を解くかよりもいかにミスなくみんなが解ける問題(基礎〜標準問題)を得点できるかが合格において重要となっています。
要はミスしたものが落ちていく。
こういう仕組みです。
もっと具体的に言うと
難問を1問解くより3問の標準問題を失点なく解く
こういうスタンスをとってほしい。
その上で大事なことは
⚫️自分の得意を活かせる大学を選ぶ。
→間違っても不利な土俵には上がらないこと。
(例)数学が苦手なのに数学の配点が高いところを受けるなど
⚫️合格最低点を割り出しそれを上回るように逆算する。
→特に共通テストで何点取るかはマストで決める。
(例)共通テスト720/900 二次試験300/400など
⚫️徹底した過去問対策
→これについては説明が長くなるため↓で扱います。
このようなことを受験初期から意識できるかはあなたの合格可能性を大きく左右します。
共通テストがプライオリティーNo. 1
日々の勉強で迷ったらまず
今のこの行動は共通テストの点数を上げているか
常にここに立ち帰りましょう。
共通テストは受験戦略上、
高得点を取ると国立医学部合格可能性が大幅に上昇するだけではなく、基礎〜標準問題を得点するための力を養成するのに最も効率よく練られています。
そのため共通テストの勉強をしっかり行なっている受験生は二次試験対策においても大きな苦労をすることなくスムーズに接続できます。
共通テストファースト
この意識で受験勉強を考えましょう。
過去問は受験の要
さて、共通テストのお話しをしたので
そのまま二次試験を含めた過去問についてもお話しします。
これから医師を目指す上でその道は試験の連続です。
そして過去問は医師になるための全ての試験対策において要です。
医学部受験において志望校が決まっているあなたのゴールは
過去5年分の問題全てで合格最低点を上回ること
これ以外にありません。
そのために
⚫️共通テストは過去問最低10年分対策必須
→同じ問題でも何度も繰り返し解いて過去問マスターになりましょう。
⚫️二次試験過去問5年分を分析して志望校が何を求めているかを把握
→例えば、英作文が多いor難しいなどの特徴や理科の配点が高いなどですね。
さらに頻出分野、倍率、合格最低点なども割り出しておきます。
逆境受験生は特に
的を絞った勉強で無駄なく狙い撃ちすることが医学部攻略のポイントです。
ここまでまとめると
①難問よりも基礎〜標準問題をミスなく解けるように
②常に共通テストの得点を上げることを意識
③二次試験は頻出分野を優先して対策
ということになります。
そしていよいよ最後に医学部受験における最重要科目についてお話しします。
医学部に行きたければ英語を得意に!
あらゆる場所で何度も述べてますが
英語は全科目の中で最も合格可能性に寄与します。
その理由は
全大学において英語は配点が高いことが多い
同じく配点の高い数学と比較し勉強しやすい
高得点で安定させやすく点数を読みやすい
といったところでしょうか。
実例からもこれは言えます。
以前運営していたオンラインサロンから合格されたMさんは理数科目は未履修でしたが文系大学出身で仕事で英語を扱っていることもありすでに英語だけは高レベルで完成していました。そこで英語の配点が高い国立医学部に的をしぼり勉強をした結果、なんと半年の受験期間で国立の医学部に合格されました。合格最低点+数点だったといっておりましたが合格は合格です。
医学部最短合格の鍵は英語なんです。
そして英語の勉強法は
単語→熟語→文法→構文の知識がある程度頭に入ってしまえばあとは
どれだけ読むか
どれだけ聞くか
どれだけ書くか
という話に尽き、非常にシンプルです。
英語を得意科目にする上で
自分が現在何をすべきフェイズにあるのかを見極めて
多読多聴のフェイズに辿り着けるようにしましょう。
補足ですが医学部入学後も医学生は論文などを読む機会が多く当然論文は全て英語なので英語が得意だとかなりラクに進められます。
さらにいえば医学部を卒業し初期研修先を決める段階でマッチング試験というものがありますがここでも英語が出題される病院は沢山ありますし
さらにその先の専門医試験などでも英語は必須なのでもはやできないと医師生活に支障をきたします。
そういった面からも英語は医師を目指す人間にとって正真正銘の最重要科目と言えるでしょう。
以上をまとめると医学部受験で大事なことは
①難問よりも基礎〜標準問題をミスなく解けるように
②常に共通テストの得点を上げることを意識
③二次試験は頻出分野を優先して対策
④何がなんでも英語を得意にせよ
であることがお分かりいただけたかと思います。
上記で述べたポイントをしっかり理解していただいて本記事があなたの最速医学部攻略の一助となれば幸いです。
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