ROICランキング!情報・通信業編2024年
ROIC(投下資本に対する営業利益率)の高い企業ランキングです。
今回は、IT企業(情報・通信)のROIC10%以上のランキング!を公開します。
情報通信業は、他業種に比べ高いROIC企業が多いです。しかし、情報通信系の事業は、他業種と比べ参入しやすく、参入障壁が比較的作りにくい性質があります。
そのため、ROICが高いからといって、競争優位性が高いとは限らず、ビジネスモデルをしっかり見ていく必要があります。
また、創業が最近の若い企業も多いので、長期的な事業の競争優位性や将来性を決算説明書などから、しっかり考察していく必要があります。
ROICとは?
価値のあるモノ・サービスを、効率的に創造している「優良企業」。その一つの指標である、「ROIC」(Return On Invested Capital)。
これは、本業の儲けである「営業利益」を、出資や借りたお金である「投下資本」に対して、どれだけ得られているかを教えてくれます。
この「ROIC」を手掛かりに、投資すべき企業とは何かを考えてみようと、定期的に算出しています。
ROICランキング!情報・通信業編
スクリーニング条件
業種:情報・通信
ROIC:15%以上
営業利益利益率 (3年平均):10%以上 ※本業の儲け(継続性)
営業利益成長率(3年平均):10%以上 ※本業の儲け(成長率)
自己資本比率:50%以上 ※安全指標
流動比率:100%以上 ※安全指標
配当利回り(実績):5%以下 ※配当は利益の先食い
1位はANYCOLOR(5032)
1位はANYCOLOR(5032)で、上場2年の今はやり?のVTuber(バーチャルYouTuber)ビジネス会社。
参入障壁など競争優位性の考察は、レポートにて公開予定です。
売上の大半は、コマース(コンテンツ/オリジナルグッズ・デジタル商品販売)事業であることがわかります。
注目企業は?
参入障壁など競争優位性が築きにくい情報通信の企業の中で、競争優位性が高い注目企業を紹介します。
注目企業の特徴は、情報通信系でありながら、定額の使用料や保守による安定的な収益を得るビジネスモデル(ストックビジネス)になっていることです。
そして、社会での不便や非合理な状況を変え、高い品質の商品やサービスを提供することにより、シェアを拡大させ、競争優位性を確保していることが重要です。
こうした企業は、過去数年間、15%を超える高いROICを維持していることからも確認できます。
業績としては右肩上がりの営業利益、安定的な営業キャッシュフロー増加によるプラスのフリーキャッシュフローの推移が確認できます。
eBASE(3835)
ドーン(2303)
全業種版はこちら👇
注目銘柄の情報も!
※スクリーニング条件は異なる場合がございますので、ご了承ください。
ランキングは定期的に更新しますので、いいね、フォローをお願いします!
注目銘柄のレポートも随時更新しています。
あなたの幸せに、お役に立てたら嬉しいです。