【BUFFってどんな人がいるの? 】気になるコミュマネの学校のレビューや卒業後について聞いてみました!
みなさんこんにちは!BUFF11期インターン生の向井と三澤です!
BUFFについて前から気になっていたこと、「内容はおもしろいけれど実際役に立つの?」「コミュマネを仕事にしている人ってあんまり多くなさそうだけどどのような人が受講しているの?」などなど。インターン生のやりたいことをさせてもらえるということで、そうだこれを機に聞いてみよう!と立ち上がった企画。
今回はコミュマネとしてご活躍されている9期卒業のけんてぃーさん(高輪 健人さん)と、現在は不動産の管理会社で広報や新規事業、社内のコミュニティスペースのプロジェクトリーダーをされている4期卒業の金坂さん(金坂 将史さん)にお話をお聞きしました。
~プロフィール~
高輪 健人 Kento Takawa (9期生)
1993年北海道札幌市生まれ。アイルランド共和国の国立大学卒業後、日系IT商社にてプロモーション、WeWork Japan ブランドマーケティング、観光スタートアップ 海外事業開発を経て、2021年3月約9年ぶりに北海道札幌市にUターンをし、SAPPORO Incubation Hub DRIVE で Manager & Community Manager をしながら行政や民間企業とプロジェクトベースで関わる。「自分の頭で考え、判断し、行動できる人を増やしたい」想いで活動中。
金坂 将史 Masahiro Kanesaka (4期生)
新卒より不動産総合管理業をメインとする大和ライフネクストに入社。人事業務、修繕コンサルタント業務を経て、現在は経営企画室にて、広報業務、事業戦略、新規事業を担当している。この春に自社ビルを改装し、スタジオ兼コワーキングスペース化のプロジェクトに参画している。座右の銘は泥水も飲み方次第で天然水?
お二人の現在の職種は違うけれど、BUFFを受講して今どんなこと感じているのか、どんな場面で生かされているのか。
ぜひ最後までお読みください!!
1.BUFFに参加した理由を教えてください。
けんてぃーさん
まず外資系の会社に入社した際コミュニティマネジャーというものを知り興味を持ちました。実際にコミュマネの仕事をするようになって初めてのポジションを試行錯誤しながら手探りでやっていた中で答えが欲しかったというのが理由として大きいですかね。身近にコミュニティマネジャーのロールモデルになる人がいなかったり不安なことも多かったので。コミュマネの手段を教えているところはたくさんあったけれど、BUFFのように体系的に学べるところはあまりなかったのでそこがいいなと思いました。
東京に行った際に元同僚の紹介で翼さん(講師)に会い、この方から学びたいと思ったのが決め手でした。
金坂さん
社会人5,6年目くらいでだいたいのことをやって一通りはできるなと思いつつ、武器がないなという感覚があって、、
ビジネスシーンで何か武器になることって資格とか色々ありますけど、とはいえ資格があっても何ができるわけでもないと思っていて。何か明確な特徴出すにはどうしたらいいかなって思ったとき、コミュニティを作るとか、チームをビルディングする、みたいな、人とかチームとかをプロデュースしてうまくいった経験みたいなのが他の人よりあるので、これを武器にするにはどうしたらいいのかなっていうことを考え始めました。仲良くなってやっとわかる良さって社会人だとなかなかないですからね。
加藤さんとは知り合いの紹介で出会いました。
加藤さんと話すと同年代で引き出しがすごいなと思って、、あ、この人からこのまま知識もらっちゃえば話早いなって。だから模索せずなんかピンポイントでこう出てきそうだなっていうのがあったので、コミュニティ作りみたいなものを言語化して自分の武器にするためにBUFFに入学した感じですね。
向井
実際の仕事の中で必要だったり、自分のスキルアップのためだったり理由は様々に見えて、どちらも自分の将来を考えて学ぶ選択をしているという意味では似ているのかなと感じました。社会人になっても学ぶ姿勢を忘れなところ、見習いたいと思いました!
三澤
けんてぃーさんはコミュマネというポジションで既にお仕事をされている状態で、その中で答えを探す目的、金坂さんは自分の得意をビジネスシーンで武器にするという理由が大きかったんですね。お二人とも理由は違えど、お仕事をされる上でさらにご自身の役割や強みを向上させるためという意味では共通しているような気がしますね。
2.BUFFに参加して、現在お仕事をされる上で活かされていることはありますか。
けんてぃーさん
活かされていないことはない!
試行錯誤をしてやっていることの答え合わせができたことがよかった!合っていたところを強化しよう、違ったところは避けるべきだとわかり、配慮していくことができました。例えば、コワーキングスペース内で「どうやったらファンを増やせる?」と考えた時、元々100人中100人に好きになってもらう方法を考えていたのですが100人中20人でいいのだと気づけたり。当初は希望者は全員会員に入れていたけれど「全員を受け入れることは全員を受け入れていないこと」という話を聞いてから、明らかにただの作業スペースとして使おうとしているような人には他のコワーキングスペースを勧めるなど、人を選ぶようになったりもしました。
金坂さん
なんでこうしなくてはいけないのか、具体的な部分でこうしたほうがいいですよっていうのがロジカルに言えるようになっています。
引き出しとして「こういうことあるよ」とか「こういうスペースでこういうことをやっているらしいよ」って説得力が出たり納得して動いてもらいやすいなというのは感じていますね。
向井
お二人とも学んだ内容をよく活かされていますね。あいまいなものの答え合わせに使ったり、納得して動いてもらうための知識として使ったり。「コミュニティ」について自信をもって発言できるようになっている印象を受けました!
三澤
けんてぃーさんは、コミュマネという立場であったことから学んだことをすぐに現場で活かされていたんですね。金坂さんも、よりロジカルな考え方を持つことでより説得力が出たり、納得して動いてもらいやすくなったというのは大きいですよね。根拠があってそれをすぐに答えられるっていうのは大切なことかもしれません。コミュマネをされている方はもちろん、そうでなくてもBUFFでの内容は役立っているようですね。私たち学生にとっても身の周りで当てはまるような興味深い内容ばかりです。
3.人と関わる上で大切にしていることを教えてください。
けんてぃーさん
コミュマネはやることが多く、忙しい中でいかに暇そうに見せるかを考えますね。そうすることで声を掛けやすいじゃないですか。また、人と話す時にはその人に興味を持って前のめりになったり、この人の言っていることに対して自分はどのような引き出しがあるのか考えたりします。あと適度な笑顔も大切、変なニヤニヤじゃなくて微笑んでいるような感じで(笑)
あと、経済や今の世の中のことは知っておくようにしていますね。色んなことに繋げやすいので意識的に知識をつけるようにしています!前に、アンティークコインの話をされた時に今の経済について知っていたことで現物資産が流行っている理由などがわかり、全く知らないような内容の話でも会話できることもありました。
金坂さん
人に対してあきらめない「来るもの拒まず去る者追わず」ですね。人にはいいところとか悪いところとかあると思うんですけど、この人こんな感じだからいいやって思って諦めてしまうとそれ以上何もいいところとか見出せなかったり、コミュニケーションが進められないので。基本的に自分とコミュニケーション取っている人たちにはあきらめない気持ちを大切にしています。
逆にそれにいい印象を持たない人はどんどん離れていくし、無理に関わる必要はないと思うのでそれはそれで境界線で区切っています。
向井
けんてぃーさんは相手に話しやすいと感じてもらうためにどうするか、金坂さんはたくさんの人と関わっていく上での気持ちの持ちようについてよく考えている方だなと思いました。どちらのお話も、自分はあまり考えたことのなかったことだったのでこれから意識してみたいと思いました!
三澤
けんてぃーさん、いかに暇そうに装うかっていうのはコミュマネとして現場にいるからこその工夫ですね。確かにせかせか忙しそうだとちょっと話しかけづらいかも、、引き出しを増やすための情報収集もコミュニケーションにおいて大事なことですね。金坂さんの言葉も印象的です。人に対してあきらめないけれど去っていくものには深く干渉しない、適度なバランスを保つためには大切なことだと思いました。
4.今後挑戦していきたいことはありますか。
けんてぃーさん
まずは、コミュニティマネージャーをしているSAPPORO Incubation Hub DRIVEの価値を最大限に高めることですね!
DRIVE は インキュベーション施設であり、快適なオフィス環境の提供とスタートアップへのビジネスインパクトを出すことを最大の価値としています。
DRIVE がオープンして約1年半が経ち、前者は担保していたものの、後者の取り組みが決して十分とはいえませんでした。そのため2022年度はよりスタートアップへのビジネスインパクトを高めていくために様々なイベントや施策に力を入れていきたいですね。
札幌でも再開発が進んでおりコワーキングスペースも徐々に増えてきております。そんな中でコワーキングといえばDRIVEと言われるようになりたいですね!
そしてその知識を惜しみなく、他コワーキングスペースのコミュニティマネージャーや地域で活躍するプレーヤーに共有していき、コワーキングやコミュニティマネージャーをキーワードに北海道を盛り上げていきたいですね!
金坂さん
新規事業とかって大変なんですけど、ルール作りからできることってすごくいいことだなって思っていて。
学校でもルールってあるじゃないですか。たとえば履修の申請をここに何月何日までに紙でみたいな… これすごい無駄だなと思いつつもやることってよくありますよね。でもあれは仕方ないんですよね、そこにいる人たちはもともとそのルールがあってそのルールに縛られてこそ成り立っているものなので。
そういう無駄に見えるルールが一切なくて、もう少し上位概念みたいなものから入れる仕事って楽しいなって思っていて。快適に過ごせる環境を作るためのルールはおそらく誰かしらが決めたものですけれど、本当は快適にするためのルールのはずがどこかで縛っていたりとか。フローなども、「ここでもう少しこうしておけばよかったけれど、もう40回もやったからこれでいくしかないよね」と妥協してしまうことはよくあると思うんですよね。そういうところを心地よくできるようにしたいという思いはありますね。「こう動きそうだな」とか「ここでこういうリスクってあるよな」というような人が動く動線の先を読むことに自信があるので、それを活かして新しいところで仕組みを作っていきたいなという気持ちはあります。
新しいものはすごく大変ですが、そこから携われるというのはすごい価値だなと思います。
向井
お二人とも新しく何かしたい、というチャレンジ精神が素敵だと思いました!今ある環境を活かして行動に移していらっしゃるけんてぃーさんと、一から何か仕組みを作ってみたいと考えていらっしゃる金坂さん。それぞれ大変なところあると思いますが、どちらも成功お祈りしております!
三澤
お二人とも新しいことへの挑戦の気持ちがとてもよく伝わってきました。けんてぃーさんは既にコミュニティ作りが始まっているということで、北海道からもコミュマネの輪が広がっていくような素敵なコミュニティになりそうですね。金坂さんのお話の中では、新しいものに触れることは大変だけれど価値あることという言葉、私たち学生を始め若い世代にこそ重要なことだと思いました。お二人のお話を聞いて私もどんどん新しいことに挑戦していこうと思いました。
5.最後にBUFFの受講を考えている人に向けて一言メッセージをお願いします。
けんてぃーさん
オンラインの環境だからこそ(※今後、オフラインやハイブリッドになる可能性もございます)全国各地のコミュマネと知り合えるきっかけになるはずです!コミュマネを体系的に学べて、アカデミックな内容のお話も聞けると僕は感じました!
金坂さん
社会人の10万円に対してコスパはいいなっていう感じですかね。
自分で調べて自分で探して試行錯誤してたどり着く理論や得るものを5回の講義でできるというのは社会人にとってはとても貴重で10万のお金を払う価値はありますよね。また学生にとっては5万円払ってでも社会人と接点を持てるということも大きいと思います。
あとはそこにコミュニティがあること自体が価値だと思います。だから4期よりも10期のほうがお得ですよね、10期分の人たちがいるので。そういう面では今入り時だと思いますよ笑
お忙しい中お話を聞かせてくださった高輪健人さんと金坂 将史さん、そしてここまで記事を読んでくださった方ありがとうございました!
これまでのBUFFインターン生の記事です。気になった方はぜひこちらもお読みください↓↓