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1982年のTikTok 4
『やっぱり・・・・』
あなたのデートは、マニュアル通り・・・。
しっかり、リードしてくれるから、
とても頼もしいと思っていたのに。
会社に置いてあった、雑誌を何気なくめくっていたら、
昨日のデートコースが丸のまま出て来た。
会話の内容までアドバイスしてある。
そう言えば、こんな話をしていたっけ・・・・。
あなたが、突然、色あせて見えて来た。
つまらない男・・・
怒りを込めて、雑誌を閉じると、
表紙のタイトルが目に飛び込んで来た。
”大切にしたい女性とのデートコース”
そう言えば、あなたは前の彼女に大失恋したんだっけ・・・。