コンクリート主任技士 小論文対策
コンクリート主任技士の資格勉強に励まれている方は非常に多くおられると思います。
しかし、私も受験時に感じたことなのですが、コンクリート主任技士の小論文対策について記載されている書籍があまりなく、勉強の仕方に悩んでおりました。
私自身は、コンクリート主任技士の受験と同年に技術士二次試験を受験しており、その勉強のせいもあって、論文対策は万全でした。(結果両方合格でした!)
技術士に比べととにかく文字数が少なく、記載する内容もほぼ決まっているというコンクリート主任技士の小論文対策ですので効果的に勉強して、択一問題に時間をかけて対策を行いましょう!!
◆まずはコンクリート技士と主任技士の違い
日本コンクリート工学会の受験案内には
コンクリート技士は、コンクリートに関して
製造・施工・配合設計・試験・検査など日常の技術的業務
を実施する能力のある技術者であること
コンクリート主任技士は、コンクリートに関して
技士の能力に加えて、研究および指導などを実施する能力のある
高度の技術を持った技術者とされています
コンクリート技士では「理解」「扱う」「判定」などの言葉が使われ
コンクリート主任技士には「応用」「立案」「処置を講じる」などの言葉が使われていることからもどのような立ち位置にあるのかがわかるかと思います。
つまり…上記よりわかること
技士レベル(知識と理解力を有する)ではなく主任技士レベル(計画・立案・具体的方策の実行・考察する能力を有する)である必要があります。
しかしこういった必要な資質を羅列しますと、非常に高難度の技術が必要かと思われがちですが、「応用」「立案」「処置を講じる」といった行為は、コンクリートについて、諸条件を整理したり、自分で現場の打設計画を考えたり、問題点を解決するために様々な対策を講じたりすることが即ち、コンクリート主任技士に相応しいということになりますので、それほど身構える必要はないのです。
自分が行った、これまでの経験を「自分なりの立場で主体的に行った事項」を後付けでもいいので、正確に・明確に示すことを考えましょう!
☆論文を採点する上での観点
論文を採点する際に、採点者は以下のことを意識すると思われます。
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