祖母のことば
こんばんは。
「緊急事態宣言で指定された7都府県の中で、一番先にコロナを収束させたところには半年間住民税なし!また全世帯に30万の給付金出します!ただし、他県への移動、帰省は禁止するため、封鎖します!」
くらいのことを言われたら、我らが大阪府民は爆速で引きこもって意地で収束迎えるんじゃないかと思っているknkです。たぶん速さで言ったら他の追随は許さない速さ。
まぁ、そんなことできないのですが、我が家は可能な限り引きこもってます。
見る限り街の人通り少ないし、お店もスーパーや銀行、病院以外はしまってます。
そんな中、昨日何年かぶりに母方の祖母と電話をしました。
一人で名古屋に住む祖母。祖父は私が中3の時に他界。それに加えて息子(母の弟)も私が生まれる2年ほど前に亡くしています。
その祖母との会話。
私「おばあちゃん元気ー?久しぶりやね。コロナ怖いね。気ぃつけてね。」
祖母「ほんとにねぇ。えらいことになったわこれ。怖いから散歩以外は家から出とらんよ。生協と宅配弁当あるし。散歩のときもマスクつけてね。昔の布マスクがあるからそれして散歩しとるよ。
おばあちゃんね、なーんにも出来んけど、毎日朝と晩、お仏壇に向かってね、おじいちゃんとおじさんに
『どうか、どうか、わたしら家族助けてよ?あんたら2人、早くにそっち行ってまったけど、他はまだ誰も連れてかんといてよ!みんなでコロナ頑張っとるから守ってよ』
ってお祈りしとるんよ。みんなの名前も言ってね。もちろんYくん(義弟)やIくん(甥)も。私ら7人、頼むよってね。おばあちゃん、このくらいしかやれることないけどやらないよりいいと思ってね。おじいちゃんも『言われんでも、わかっとる』っていいながら聞いてくれると思うんだわね。
いいかね、knkちゃん、どんなことがあっても生きてないかんよ。十分注意してね。顔は見えんけど、今のまま元気でおりなさいよ?」
私「うん、わかっとるよ。春休み延びたから家で仕事しとるしな。また電話するから」
と言って電話を切った。
なんか涙出た。
泣く人が一人でも減るように、苦しむ人が一人でも減るように、今は耐えよう。