須美ちゃんは名探偵⁉︎
最近(いやここずっと)娘のことか本のことしか書いておりませんが、
またしても一冊読み終えました。
10ヶ月の娘がね、ようやくまとめて昼寝をするようになったんです。
寝るまでには死ぬほどハイハイレースするんですけどね。大人になってこんなに四つん這いで駆けずり回るとは思いませんでした。
で、その娘が寝ている時に少しばかり読む時間ができてきました。
そこで夏だし、新潮社も角川も集英社も夏フェスしてることだし、せっせとここ数ヶ月の読書ブランクを埋めようと読んでおります。
今回は『須美ちゃんは名探偵⁉︎』。
夏フェス全然関係ない作品です😂(ないんかい)
この須美ちゃんですが、実はすごーく有名な探偵の関係者。
連続ドラマにも2時間ドラマにも何度もなっている探偵さん。
私はこの方が演じるシリーズが一番好きでした。
詳しい方はもうお分かりですよね?
本業はフリーのルポライターで、実家は名家(彼は次男坊)。長身爽やかイケメン33歳の独身貴族、
浅見光彦
ですっ。(小説の登場人物なので敬称略)
須美ちゃんはこの浅見家の家政婦さん。
「家政婦さんが名探偵⁉︎ということは『家政婦は見た』的な内容⁉︎」
と思われそうですが、そこまでヘビーじゃございません。いわゆる日常ミステリ。
ご近所で起きたトラブルや謎をこの須美ちゃんこと吉田須美子(27)が調べたり人に話を聞きながら答えを導くもの。
だーれも傷つかない、平和なお話です。笑
浅見光彦シリーズの作者の内田康夫氏はもう亡くなられており、これはその財団の方が執筆されたものっぽいです(よくわからないけど)。
私は母が浅見光彦シリーズが好きで2時間ドラマを一緒に何本か見た程度で、原作を読んだことはありません。なので原作の光彦さんはどんな雰囲気なのかわかりませんが、この『須美ちゃん〜…』に出てくる光彦さんは、上記の沢村一樹さんの光彦さんそのものでした。
しかし、時代は10年前の設定とはいえ、須美ちゃん、27歳で住み込みの家政婦ってなかなか珍しいし、凄い。
家政婦さんを雇えるような裕福な家に育っていないのでわかりませんが😂、24時間勤務先にいるって普通はどんな心境なんだろう?
とりあえず、大人気の『浅見光彦』シリーズのスピンオフ作品『須美ちゃんは名探偵⁉︎』、こちらはほっこりゆるゆる楽しいお話でした!