枠の中で色を出す
来月の職場復帰に先駆けて、今日は全体会議があり、およそ一年3ヶ月ぶりに勤務校へ行きました。
久しぶりー!
変わらない面、変わった面色々ありつつも、
専任の先生方は前と変わらず「knk先生、またお願いしますね」と温かく迎え入れてくださいました。
嬉しいなぁ。
私が抜けていたおよそ一年半、学校はそれは大変だったようで、専任の顔ぶれは変わりませんでしたが非常勤の先生が2人お辞めになっており、1人新しい先生がいらしていました。
私とほぼ同期、つまり非常勤最古参組のお2人の先生がまだいらして心強かったです。
会議では日本語教育全体の現況、今後の学校の展望の話を聞いた後、
各レベル別の今学期の授業目標のお話。
開校当初からいる私ですが、一年半のブランクがあるので不安に思いつつ聞いていると、やはり少し変わっている。
以前は総合の教科書主体でしたが今は日本語能力試験対策主体。
さらに前は「範囲はこれだけで、やり方はお任せしますぅ」というのが学校のカラーでしたが、今はある程度パターンというか枠組みが決められていて、それに沿っていく感じ。
ただ、その枠組みは学生の取りこぼしがないようにするため、全レベル通して一貫した質を保てるようにするためで、「絶対こうしてください」と言うものではありません。
与えられた下書きにどう色をつけるかはやはり教師一人一人次第というところ。
みんな同じ下書きをもらったのに配色やタッチで印象が違うように、大まかなやり方はありますが残りは工夫してくださいということ。
よし、どんな色を付けてやろうか。
今回は在校生も全員初めましてなので以前とガラッとスタイルを変えてやってみるのもいいなぁ。
学校自体は今日のような対面での会議はおよそ3年ぶりだそうで(え、そんなに?)、そこに休職してた私も戻ってきたのを見て、事務長さんが「なんか時が戻ったみたいでいいですね!」と仰ってくださいました。
昔を忘れず、でも前にも進む。なんかいいなぁ。
今回は私は週に2日、初級と初中級。
説明を受けて、うずうずというかワクワクする自分がいました。
娘を実家や旦那に預けて働くのは寂しいし、体力的に持つのかという不安もありますが、
昔取った杵柄というのか、なんか血が騒ぐ思いでした笑
「ぐでーっとやる気がない学生が多い」と教務主任他が嘆いていましたが、そんな彼らのやる気の火をどうやって灯そうか。
今から考えます!
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