授業でよく使うもの
私はよく授業でわりばしを使います。
もちろん、授業中に学生とご飯を食べるわけではありません。
わりばしを割って、その先に数字を書いておく。そして学生にそのわりばしを適当に引かせて、自分が何番かを教えてもらう。(写真のが実物ですが、割り方が悪いのでかなり不揃いです。苦笑 )
それをホワイトボードの端っこ書いておき、順番に当てていく。
当てる人が偏らないように、そして、聞いている学生側も、自分にどんな質問が来るのかわからないので聞き逃さないためです。
これも、1番の子から順番にしてしまうと、「もうしばらく当たらない~」と思って気が抜けちゃうので、何番から始まるのかもくじ引き。
終わったらそのわりばしは回収してまた次回。
能力試験対策の答え合わせではこれはあまりしませんが、総合のテキストの精読の授業や文法の練習などでは結構使います。
単純ですが、結構みんなピリッとする。なぜなら私の質問はものすごーく単純なものから無茶ぶりとも取れるものまで幅が広いから(無茶振りといえど、授業に参加していればできるものです)。ものすごーく簡単なものに当たった子は「ヨシッ!」とガッツポーズでニコニコ。無茶ぶりに当たった子は「えーー(◎_◎;)」と焦る焦る。その時、本当に困ったらみんなで助け合ってその子が答えられるようにしてあげる。
たまに、みんなが助けてくれることに頼り切って自ら答える意志のない学生もいるんですが、そんな子には「自分の言葉で答えられるようになるまでエンドレス」の刑が待っていることも知っているので、必死。笑
ネームカードを用意して当てていく先生や、トランプを使う先生もいらっしゃるようですが、私はボロボロになったら変えが効く割り箸を採用。グループやペアワークなどで数が少ない時はあみだくじも採用しますが、15人以上になるとあみだくじも何もわからなくなるので、個人プレーの時はこれ。
かなりの確率で落書きされて返ってくるけど。笑
単純だけど、学生を引き付けるには私には有効な手段。
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