理学療法士は前頭葉障害
最近の理学療法士の動向をみて、蟻のデス・スパイラルを思い浮かべた市川悠です。
https://youtu.be/RQhObKN-APw
■デス・スパイラルと蟻
行き場を失った、数百万の大群からはぐれたグンタイアリたちは、どこへ行っていいのかわからずに、仲間のお尻から出るお互いの分泌液のニオイを頼りに進む為、円を描くように進んでいくという。
グルグル回るアリの行軍は、止まることなく回り続ける。体力の少ないものから徐々に死んでいき、仲間の屍を踏みつけながら、休むことなくまる2日間、ほとんどのアリが疲れきって死んでいくまで続けられるのだそうで、この現象は「デス・スパイラル」と呼ばれるのだそうだ。
引用:https://karapaia.com/archives/51765753.html
理学療法士は前頭葉障害
これは僕ら15年目くらい世代のPTOTには有名な言葉だったのではないでしょうか?
誰が言っていたのか覚えていませんが、臨床思考が大事、評価評価と言いながら、実は自分で考える事を放棄してしまっている理学療法士を揶揄した言葉でした。
例えば、とある有名な先生が「滑走性の障害」といえば何でもかんでも制限因子が滑走性障害というように考えてしまうPTOTが増えています。
基礎が無いのに答えだけ求める理学療法士
「手技ではなくて、評価や考え方が聞きたいんですが」
ある日、うちのセミナーに1回だけ来た人で、こんな事を聞いてきた人がいました。
はあっ????
いやいや、あきれました。
これも臨床思考とやらをまなんでいると見せかけて、他人の思考パターンに洗脳されているだけです。
肝心の答えだけ掻い摘んで学ばせろという事でしょうか?自分で考えてないのと何が違うのでしょうか?。
「手技ではなく評価や考え方が大事」と最もらしい事をいう輩に限って自分で考えてない人が非常に多いですね!
ちなみに当会で教えてるのは「触り方」と「体の使い方」です。
それらを手技を通して学んでもらっているだけです。
そもそもこれができないと、評価が成り立ちません。
何が原因でこうなったのか?
最近、●●疾患の理学療法みたいな本が目立ちますが、こういった本ばかりが頻繁に出版されているのが大きな原因となってるのではないかと思います。
そういった本を買えば「考え方」や実技が一通り書いてあるので安心するのでしょうが、それこそ考える事の放棄です。
また実技は見れば出来るだけのものというのは大抵、効果が薄いですから結局はセミナーにも出なくてはいけなくなります。
最後に
もっと基礎的な触診の本や解剖書を買いましょう。
それを基にリスク管理も学んで基礎的な内容をやっていれば、無駄にセミナーや本への出費をへらせます。
でないと、デス・スパイラルの蟻みたく一生グルグルまわらされますよ!
蟻ではなくて、羽の生えた昆虫になれるといいですね。
蛾みたいな害虫でも、羽があればどこの業界にも行けますから。
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