もしあなたが国家試験に落ちてしまったら②リハ助手編
この記事は理学療法士国家試験に落ちてしまい、浪人生としてこれから過ごしていく方に向けた記事です。
で書きましたが、理学療法士の国家試験浪人の人は常に2つの悩みにさらされます。それは
・次こそは合格したい
・働かなければならない
の2つです。
おそらくその2つのプレッシャーを和らげてくれるのがリハビリ助手というお仕事です。多くの国家試験浪人生がこの職を選択するというのが定番となっています。
リハビリ助手として働く事のメリット
リハビリ助手として働くことで以下のメリットが考えられます。
①臨床現場を見れる
②合格して就職した時に現場慣れした状態で始めることが出来る
特に①が勉強に対するモチベーションを継続させるメリットが大きいと思いますね。
デメリットは?
いまの学生さんは何とも思わないのかもしれませんが、上の絵にかいてあることが起きるでしょう。
この人漏らしちゃったからトイレ連れてって!みたいな話も出てきます。
リハ助手ですから仕事はえらべません。
また介護士や看護士その他の病院のスタッフさんからは
「国家試験に落ちた人」の烙印を押されるかも。
もしその現場に就職しても言われ続けるでしょうし、同僚からも国家試験に落ちたことのある「1ランク落ちた療法士」として認識されてしまうかもしれません・・。
それでもリハ助手を続ける人は多いです。やはり臨床を見ながら働けるメリットは大きいですから。
それに
あなたが理学療法士にどうしてもなりたいという強い願いと意思があれば、多少の屈辱は耐えられるでしょう。
しかし、次のケースでは話が別です。
こんな人はリハ助手に向いていない
上の絵に描いてあるような経験をした人間は絶対にリハ助手になってはいけません。なぜなら今後、自分が受けるであろう屈辱に耐えきれないと思われるからです。
最低な実習、バイザーによるいじめ・嫌がらせ、全人格否定・・
そのような経験をした人は理学療法士に負の感情が芽生えてしまっていると思います。
感情というのものは態度に出て、いずれ行動や口に出てしまいます。
もしあなたが就職した職場にイジメが大好きな理学療法士がいたら
(※だいたいどこの職場にもいます)
そんな反抗オーラを出しているあなたに罵詈雑言を浴びせるなどしていじめにかかるでしょう。
そ職場で国家試験に落ちた人の烙印を押され、看護師や介護士や患者からもバカにされながら働く自信はありますか?
私だったら絶対無理ですね・・・。
リハ助手以外にお勧めな職業
では、そういった人はどんな職業についたらいいのでしょうか?
理学療法士や病院に良い印象を持てなかったのなら、いっそ違う職業をしながら国家試験を受けても良いと思います。
国家資格というのは持っているだけで効力を発揮しますし、この業界では組織でありながら個人商店の集まりのような現場もあります。
大きい病院に就職しないつもりであれば、別な職歴を持ったことがその後の就職に不利に働く事はありません。
まあ無理してリハ助手をしなくとも、臨床経験を違う形で経験できる職場もあります。
次回以降はそういった場所・業界の紹介をしていきますね。
つづき
>>理学療法士の国家試験に落ちてしまったら③施設警備員編
>>理学療法士の国家試験に落ちてしまったら④コンビニ編
>>理学療法士の国家試験に落ちてしまったら⑤整体・整骨院編
>>理学療法士の国家試験に落ちてしまったら⑥スポーツクラブ編
>>理学療法士の国家試験に落ちてしまったら⑦ジムトレーナー編
>>理学療法士の国家試験に落ちてしまったら⑧フリーランス編
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