子持ちの女性が長期出張に行くと
皆さん、こんにちは。
2年半振りに日本出張に行くことになり、ここ3週間ほど不在にしていたので、記事の更新が遅くなってしまいました。
いつも皆さんの記事を読ませていただくのも楽しみにしているのですが、ここ1ヶ月ほど滞ってしまっていてすみません!少しずつ追いついていこうと思います。
改めて、私がどんな仕事をしているかお伝えすると、ひとつは留学生が勉強する語学学校でのお仕事。主に留学エージェントさんの窓口として、BtoB営業をしています。
この仕事は、カナダに来てから13年程携わっており、その前に日本で英会話学校のマネージャーをしていた経験も含めると、20年近く留学や英語学習の業界に身を置いています。
もうひとつは、自分で運営している日本に住む中高生のためのオンライン国際交流プログラム。こちらは英会話学校や留学だけでは埋められないコミュニケーション力を培っていただければと、2年半前に始めました。
今回は語学学校の仕事の関係で、ここ数年オンラインでしかお話できなかったお取引先の留学エージェントさんへのご訪問や、約3年振りの留学フェアへの参加など、とても充実した出張でした。
つい最近まで下火だった留学業界ですが、やっと留学のお問合せや申込が増えてきたそうで、留学フェアも大盛況でした。
普段から為替レートをチェックしている方からすると、留学に行くのは割高な今日この頃ですが、私がワーキングホリデーでカナダに行った時も円安でしたし、人生で留学できるのは今しかない!という方は、為替レートに関わらず海外に行くんだな、と改めて感じるよい機会になりました。
プライベートでは、Noteをきっかけに繋がった詢川華子さんとお話したり、私の体調がイマイチで直前でキャンセルをせざるを得なかったのですが、PはかせやSuzuki Takeshiさんにお時間をいただいたりと、カナダにいても日本に住む方と友達になれるNoteの凄さを実感しました。
今後は頻繁に日本に行けそうなので、これからもたくさんの方と繋がれれば嬉しいです。
さて、
久々に長期出張で日本に行き、「これ、前によく聞かれたな」と思い出した質問がある。
それは、
「出張中、お子さんは誰がみているのですか?」
この質問には、ふたつの側面があると感じる。
ひとつは、家事や育児をするはずの女性が長期出張に行くことについて。
もうひとつは、子供の世話について。
私の子供は9歳で、カナダの小学校に通っている。
私の出張中も学校があるため日本には連れて行けず、ついて来たところで子供と一緒に仕事ができるわけではないので、必然的に夫とカナダに残っている。
ここで、ほとんどの方が、「普段はお母さん(私)が子供の面倒をみてるが、出張で不在中は旦那さんがみている」と思っているような気がするが、うちに関してはそうでもない。
特に聞かれないので説明することもないが、うちは普段から夫が子供の学校の送り迎え、学校とのやり取り、必要に応じて家事をしている。
私がいてもいなくても、それほど日常生活に変わりはない。
夫の実家が近いので、私の不在中、義父母のお世話になっていることは否めないが、私がいれば家事を分担できるところ、いないので多少負担が増えるか、テイクアウトの食事が増えるか程度の変化だ。
これを日本では「イクメン」と呼ぶのであろう。
しかし実際は、私は2つ仕事をしており拘束時間が長く、夫は1つの仕事で残業はほとんどないので、役割分担をしているというだけだ。
そして、うちの子供は9歳だ。
自分で着替えや歯磨き、お風呂など、身の回りの最低限のことはできるので、それほど手がかからない。
家事ができるわけではないので、私の代わりにはならないが、手取り足取り世話を焼く必要もない。
私がいてもいなくても、それほど日常生活に変わりはないのだ。
ここで私は、男性も家事や育児をすべきとか、女性の社会進出を応援すべきとか、大それたことが言いたいわけではない。
人にはそれぞれの事情があり、社会が何と言おうと、状況が許さなかったり、うまくいかなかったりするのだから、私がとやかく言う問題ではない。
ただ、「こうあるべき」という固定観念やステレオタイプな考え方が邪魔をして、思うようにできないのは残念だと思う。
もしかしたら私は、「子供を置いて長期出張に行く母親」と思われているかもしれない。
「夫がイクメンでラッキーな奥さん」と思われているかもしれない。
「外国人の夫だと家事や育児が得意で羨ましい」と思われているかもしれない。
だが、そんなことは気にしない。
私は在宅ワークも多いので、家で仕事をしている日は洗濯などができる。
通勤時間がないので、仕事が終わったらすぐに食事や子供の弁当の支度ができる。
私も夫も忙しい日は、無理せずテイクアウトや残り物で夕食を済ませる。
それを繰り返しているだけで、特に話し合ったわけでも、計画的に分担しているわけでもない。
だから、私は誰かに、
「出張中、お子さんは誰がみているのですか?」
と聞くという発想がない。
面倒をみてる人もみられている人もおらず、各自が必要なことをこなしている。
自分の面倒を自分でみている。
そんな感じだ。
「男性はこうすべき」
「女性はこうすべき」
「子供はこうすべき」
「これからの時代はこうあるべき」
社会の風潮や固定観念により、型にはめて物事を捉えず、自分たちにとってどの方法がベストか考えた結果であれば、誰がなにを担当したってよいと思う。
ハッピーならそれでいいのだ。
続きは次回。ちょっとアピール。こんなことやっています。👆
スタエフもやってます🎵
digital_life_labさんから写真お借りしました。ありがとうございます!