旅に出ると、違った景色が見える
お久しぶりです。
10、11月に日本出張があり、その後にイギリスとフランス出張があり、先週トロント出張を終えました。
そんなこんなで、落ち着いてパソコンに向かってnoteの記事を書く時間が取れず、”あの人note辞めちゃったのかな?状態”になっておりましたが、4月の日本出張までは、もう少し定期的に記事が書けそうです。
先日、まったく別のルートで知り合った方が、たまたま私のnoteをフォローしてくださっていて、世の中は広いようで狭いなあ~と実感しました。
こんな不定期な更新でも、「スキ」してくれたり、フォローをしてくれる皆さんに心から感謝です。
さて、私はずっとカナダにある学校で仕事をしてきましたが、去年の夏から世界5ヶ国、全部で10ヶ所に学校を持つ会社で仕事をするようになり、カナダ国内の他に、ヨーロッパにも出張する機会がありました。
仕事とは言え、行ったことのない国や都市に行くのはいいものですね。
せっかくなので、少し写真をシェアさせていただきます。
まず最初に、バンクーバーからイギリスのヒースロー空港まで直行便で行きました。
空港で同僚が待っていてくれ、車でボーンマスへ。
1時間半ほど車を走らせると、あっと言う間にボーンマスに到着しました。
ボーンマスはイギリス南部にあるリゾート地で、学校からサンドビーチまで徒歩5分ほどと立地条件に恵まれた素敵な都市でした。
都会の喧騒を避けて、ゆっくり過ごしたい方にはベストな街です。
ヒースロー空港から1時間半ほどで到着し、同僚との顔合わせとミーティングを済ませ夕食へ。
ボーンマスには1泊だけして、翌日にはブライトンに移動。
ロンドンから電車で1時間ほどと近く、浜辺の都市ブライトンは、ボーンマスとは違った雰囲気の海岸都市。
砂浜のボーンマスと違い、ブライトンの海岸は砂利のようなビーチ。
神奈川県出身の私の感想は、サーフィンができるボーンマスが湘南だとしたら、ブライトンは横浜かな、という印象でした。
ブライトンからロンドンまで通勤している人も多いそうで、週末ゆっくりできそうなカフェやレストラン、バーやナイトクラブまで幅広く揃っていました。
ブライトンに来たらブライトン・ピアに寄らなきゃということで、同僚たちと遠足のように先端まで歩き、フィッシュアンドチップスを食べて、風が強くて寒かったけど、遊園地でお化け屋敷とジェットコースターがコラボしたアトラクションまで乗って来ました。
レストランでミニドーナツかアイスクリームが選べる無料券をもらい、アイスクリームは寒すぎるだろうということで、同僚がミニドーナツと引き換えました。
ひとりひとりにミニドーナツを配る同僚。
なんて優しい。
フィッシュアンドチップスでお腹一杯だったけど、寒空の下、できたてホカホカのミニドーナツは別腹です。
ミニドーナツを食べながら桟橋を歩いていると、巨大なカモメが同僚のミニドーナツ目がけて手加減なしで飛んできて、横っ面からミニドーナツを奪っていきました。
「うぎゃああ!」
ミニドーナツを奪われ、前方でうめき声を上げる同僚。
「クカー!クカー!(ミニドーナツだ!手分けしてやっちまいな!)」
仲間に合図を送ると、今度は大量のカモメが私たち目がけて猛スピードで降下してきました。
「きゃーーーー!!!」
ミニドーナツを捨てて逃げる者、ミニドーナツを死守するために猛ダッシュする者、私は幸運にも1つしかミニドーナツを持っていなかったので胃袋に納めて、同僚がドウェイン・ジョンソンみたいになっているのを見て楽しみました。
みなさん、ブライトン・ピアのカモメには十分注意してください。
翌日はグリニッジに移動して、中高生のサマーキャンプで使っているグリニッジ大学へ。
まったく調べずに行ってしまったのですが、大学の職員さんたちから説明を受けたところ、グリニッジ大学は頻繁に映画やドラマのロケ地として使われているとのこと。
今まで撮影された映画のタイトルを聞いていたら…、なんと最近観たばかりの「エノーラ・ホームズの事件簿」も挙がっているではないですか!
そんなこと言われたら、ロケ地を見つけるしかない!!
はい~、見つけました。
ここ、何度か使われましたよね!ね!
ここも、横に広場がありまして、最後のシーンで使われていました。
よね?
テンションが上がったところで、翌日は北西部のリバプールへ。
この辺りからだいぶ疲れが溜まってきていたのですが、出張なので会社が組んだスケジュールがパンパンで休む暇はなし。
リバプールは活気があって、比較的大きな都市。
社交的で面白い人が多いリバプールを、私はイギリスの大阪と名付けました。
歴史的な建造物が多いので、芸術家やミュージシャンが刺激を受ける気持ちが分かるような気がしました。
リバプールのスタッフが周辺を案内してくれたのですが、とにかくたくさん歩きました…。
リバプールなめてました…、広いです。
そしてやっとロンドンに来ました!
そして翌日はユーロスターに乗ってパリへ。
学校はオデオン駅からすぐの、ルーブル美術館からも徒歩圏内の一等地。
買い物やカフェ巡り、美術館やギャラリーにフラッと立ち寄れる距離の便利な場所にありました。
スタッフの粋な計らいで、セーヌ川クルーズへ出発!
少し雨が降っていて肌寒かったけど、初フランス、発パリはテンション上がりました。
1週間の出張を終え、同僚たちと別れ、それぞれ帰路に。
私は一人で電車でシャルル・ド・ゴール空港へ。
と、思ったら、逆方面の電車に乗ってしまいました~。
ひと駅で気が付いたので、電車から降りて、反対のホームに行けばいいかと思ったんです。
ところがなんと、降りた駅がターミナル駅で超巨大!
向こう岸に反対のホームが見えているのに、通路も階段もなく、どうしたら反対側に行けるか分からない。
そして私は、フランス語が分からない!!
英語が話せる親切な人が道を教えてくれ、半信半疑で長い通路を上に行ったり下に行ったりして、やっと反対側のホームへ。
ごめんなさい、留学生さん。
皆さんのお気持ちがよく分かりました。
時にはGoogle Mapを見ても余計に混乱するだけなのに、初日に学校に辿り着けるってすごい!
留学生を尊敬した出張でした。
たまには知らない街に行くって、いいものですね。
続きは次回。スタエフもやっています。👆