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この子とわたしのストーリー #6
大阪府
マルくん(トイプードル)
偶然の出会いから始まった、新たな日常
以前柴犬のマルと15年間生活した後は愛犬のいない生活でしたが、どこかで再び愛犬との暮らしをしたいな、という想いを感じつつ、数年後、たまたま仕事帰りに立ち寄ったペットショップで、現在のマルとの生活を始めることを決めました。
そんなマルとの生活も今年で15年目。年を取ったマルには、温度と湿度を 調整した専用の部屋で過ごしてもらっており、ガラス越しにリビングからお互いの姿が見られるようになっています。 外出先でも寝る前も、ぐっすり眠るマルの様子をペットカメラで見守っています。マルのペースに合わせて私も生活しており、最近は朝夕決まった時間の1.5㎞の散歩が習慣になっています。
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食事管理の難しさと向き合いながら
マルの健康を支える日々
昨年の4月に狂犬病の接種時に血液検査をしたところ、クレアチニンの数値が異常に高く、腎臓に問題があると診断され、 そのまま急遽3日間入院することになり ました。腎臓と消化器系がひどく損傷していたため、入院中、体重が5kgから3.5kgまで激減し、とても心配しましたが、ステロイド治療が効果を発揮し、数値が安定。それ以降、散歩を嫌がったり、 一時的に状態が悪化したりすることもありますが、元気を取り戻してくれました。
元々食べムラがあり、人が食べているものを食べたがる子でしたが、病気をしてからは、食事管理がより一層難しくなりました。最初は、腎臓が悪い子向けのカリカリごはんも食べてくれていましたが、1-2ヶ月で飽きてしまい、缶詰もいくつか試したのですが、これも続かずに嫌がるように。最初は喜んでいても、 一度嫌と思うと食べたくないようです。ごはんの難しさに悩んでいる時に出会ったバディフード。今はバディフードをトッピングとして使いながら、腎臓用のごはんをあげています。処方された薬も合っていたようで、今は数値が安定しており、進行しているような状況ではないため安心して過ごしています。
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守るべき存在とこれからの時間
マルは私にとって、「守らなければいけない存在」です。妻に先立たれて、私自身も73歳でマルとはほぼ同い年。マルのために、自分が先に何かあってはいけないと、常に思っています。これからも、急な変化のある日々ではなく、 淡々と日々の生活やお互いのペースを大切に、穏やかな老後を一緒に過ごしていきましょう。
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