人生の虚しさイコール心の闇

芥川龍之介は「人生は狂人の主催したオリンピック」と言っている。
これは競争社会にもかかわらず、誰もゴールを知らない。
ゴールなしに走り続ける虚しさを言っているといえる。

この人生の虚しさを東洋哲学では「心の闇」と教えられている。
明かりのない暗い心、闇の心。
一番最初にこの心の闇をぶちやぶったらいいでしょう。
明かりのついていない部屋なら、そこに明かりをともしましょう。
暗い心を日本晴れの明るい心に大転換しましょう。
暗い心のはれた、日本晴れの心を、信楽という。
明かりがついていなくて真っ暗だったという部屋に電気をつけると、明るくなる。
真っ暗がりの心がひとおもいで、ぶち破って、明るい心に大転換することができる。
そういう日本晴れの大安心、大満足の心に生まれ変わる。
この心の世界を、歎異抄という古典の中には、無碍の一道と言われている。
日本晴れの心に生まれている。
一切の障害が障害とならない。
明るい心に生まれ変わる。
この世に生まれてきたのは、人生の目的は、明るい心に生まれさせて、永遠に変わらない、一切の障りが障りとならない、安心、満足をうるために生まれてきた。


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