いろは歌に教えられる2つの幸せ
幸せを求めながら、なぜ幸せになれないか。
それに敢然と答えているのがいろは歌
「色は匂えど散りぬるを 我が世誰ぞ常ならむ
有為の奥山今日越えて 浅き夢見じ酔いもせず」
その答えを一言で言うと
「幸せに2種類あることを知らないから」
いろは歌は前半4行と後半4行に分かれる。
前半に一つ目の幸せ
後半にもう一つの幸せを教えられている。
前半に書かれている幸せ
哲学的にいえば相対的な幸福のこと。
普通こういうものがあったら幸せになれるのに・・・と思っているもの
健康、お金、大学、パソコン、いい会社、出世、マイホーム、恋人、家族
しかしこれらだけでは人間は本当の幸せになれない。
後半の有為というのは相対的な幸福のこと。
それを苦しみ悩みの深い奥山にたとえている。
その有為の奥山を今日越える。
相対的な幸福を越えた絶対的な幸福が後半に教えられている。
いろは歌の詳しい解説はこのビデオが分かりやすい。
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