人間に生まれる難しさのたとえ

ブッダは、人間に生まれることは難しいと教えられている。

その難しさをたとえられたのが、日本語の「ありがとう」の語源となったといわれる有名な盲亀浮木の譬え

海面には真中に穴のある丸太棒が一本浮遊している。
海底には目の見えない亀がいて、百年に一度浮かび上がる。

百年に一度のチャンスに、ちょうど、浮木の穴に亀が頭をひょこっと出すことがあろうか」
「さようなことは考えられません」
側近の阿難が答える。
「絶対、無いか」
「絶対とは申しかねますが……」
と口を濁すとブッダはいわれた。

「盲亀が浮木の穴から頭を出すことは、限りなき歳月のうちに
は全く無いとは言い切れぬ。
しかし、人間に生れることは更に
有ることの難い、有難いことなのだよ」

人間に生まれたことは喜ぶぺきことだとブッダは教えられている。
その理由は以下のビデオに出ている。