私と彼のこと(285)-ジェンダーバイアス-

昨日、(ネガティブな意味合いで)とても気になる記事を読んだ。
執筆者は、おそらく全く自覚無く女性差別や職業差別を露呈させてしまっていた。
それを読んだ私は、あまりの酷さに、怒りと悲しみとやるせなさを覚えたのだが、その後に恐ろしくなってきた。
私のミソジニーもまた、非常に根強いからだ。

育ってきた時代や、受けてきた教育のせいにしてはいけない。
しかし、私には女性や、女性が主に担うと一般に捉えられているような仕事などを、軽んじたり低く見做したりする感覚が、とても強く刷り込まれている。
頭では解かっているつもりだが、ふとしたときに、それは言動に浮かび上がってくる。

これが子どもや孫の世代にまで影響しないように、細心の注意が必要だ。
彼には、私が捕らえられているようなジェンダーバイアスからは自由でいてもらいたい。

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