私と彼のこと(477)-坂道-

自宅前の坂道を、四輪カートを押して登り降りする。
通り抜けできない道なので住民しか使わず、ほとんど車両の出入りがない時間帯があるので成立する遊び。

登りは用水路に落ちないように気をつけるだけでよいのだが、降りはスピードが出過ぎないようにブレーキをかけなければならない。
これが疲れる。
膝と腰にクル。

そして最近、彼は自分がカートに乗って誰かに押してもらうことの楽しみに気づいてしまった。
これがまた、じいじは非常に疲れるのだ。

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