私と彼のこと(214)-肯定的に見る-

厚生労働省の「保育所における自己評価ガイドライン」研修を受講した。
もちろん、オンラインで。

保育所における保育を職員および施設が自己評価するためのガイドラインについての研修だが、結局のところは、どうやったら保育の質を高めることができるのか、という議論に終始した。
根本にあるのは、当然のことながら「子ども理解」
それは保育記録となって可視化され、活用されるのだが、そこで重要なのが「肯定的に見る」という姿勢。

保育者が子どもを肯定的に見る。そして記録する。
同僚がその記録と、記録者の子ども理解を肯定的に見る。
別視点から捉えられた、自分とは異なる、同僚らによる子ども理解を、記録者が肯定的に見る。
保育者の語り合いや、環境構成の工夫を、園長・主任が肯定的に見る。

きっと、子育て、孫育ても同じことなのだろう。
彼を肯定的に見る。
彼の両親を肯定的に見る。
彼の両親が、彼を見る視点、彼を理解しようとする枠組みを肯定的に見る。
自分に言い聞かせなければ。

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