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私と彼のこと(302)-手づかみ食べ-

彼は食べ物を手づかみにする人でもある。
もうすぐ10カ月になるのだが、実はまだ離乳中期の固さ・大きさの食べ物を口から出してしまうことも多く、順調に進んでいるとは言い難い。
調べてみると、現状では手づかみ食べは推奨されないのだが、しかしそれをさせないと頑として口を開かないのだ。

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食べ物を手づかみにし、口に持っていくが大半はこぼれてしまう。
口元に差し出されたスプーンを、まずは奪い取ろうとするので、複数本使わなければならない。
コップを掴んで自分で口まで持ってはいけるが、傾け方はまだ下手なので、これまた大半はこぼしてしまう。
食事の度に、彼の全身とハイチェアと周囲の床はベタベタのビショビショだ。

それでもRさんは(彼の母親)は、穏やかににこやかに相手をし続けている。
それを見習って、私も付き合い続けている。
双子の次男H・長女T(彼の叔父・叔母)が、これくらいの頃も食事の度に掃除が大変だったな、と思い出す。

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