私と彼のこと(186)-じいじ-
Rさん(彼の母親)は、私が彼と遊んでいるところをよく撮影してくれる。
普段はファインダーを覗く側にいることが多い私は、写真や動画で自分の姿を見ることに慣れていないので、かなり気恥ずかしい。
しかし、いつまでも目を背けてもいられないので、覚悟を決めて向き合ってみると、これが案外ちゃんと「じいじ」っぽいのだ。
もっと、彼との関わりがおぼつかないのかと思っていた。
妻にそう言うと、「お年寄りっぽいってこと?」と不服そうだったが、実際に初老なのだからしかたがない。
孫とじいじとしての関わりを深めたいね。
いつか二人でギターセッションなんて楽しめたら最高だ。
写真は、にらめっこしていたらカウンターのキックを顎に食らったところ。
幸せである。
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