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私と彼のこと(685)-ルール-

今朝も、兄・N君と登園した。
古い作りの園舎なので、受け渡しスペースなどはなく、保護者が保育室の奥まで入って、着替えなどを所定の場所にセッティングする。

私の勤務園には無いルールがいくつもあるが、特に面白いと思ったのが、靴下に関するもの。
保育室に入ると、靴下を脱ぎ、所定の場所にしまう。
床で滑って転倒するのを防ぐためなのかな、と想像する。

今朝、N君が履いていた靴下を脱がせて、いざ仕舞おうとしたら、既に靴下が入っている。
「あれっ?」と私がとまどったのを見て、保育士さんが声をかけてくれた。
どうやら、前回登園したときに、外遊びを終えた彼から脱がせた靴下に名前が記入されていなかったため、返却できなかったようなのだ。
しかし、N君が好んで履くタイプのデザインだったので、「おそらく、そうだろう」と入れておいてくれたらしい。

保育園に持って(身につけて)行くものには、全て記名しなければならない。
これは、私の勤務園にもあるルール。
保護者側には、やや面倒にも思えるルールなのだが、保育士側にすると非常に重要。
一日のうちに何度も、「これ誰のだろう?」と確認するのは多大な負担感・徒労感を伴う作業なのだ。
家族で反省する。

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