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私と彼のこと(429)-くだもの-

夏場のスイカやメロンから、最近はナシやブドウ。
甘いものにあまり慣れ過ぎない方が良いとも思うが、旬のくだものを彼と一緒に食べることが増えた。

それについてリクエストされることが増えたのが『くだもの』(平山和子/福音館書店)
「さあ どうぞ」とカットされたくだものが差し出されるたびに、彼は画面からそれを受け取って食べる仕草をする。

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読み手である私に「とって欲しい」とジェスチャーで促すこともある。
先日、ダイアロジック・リーディングに関する本を読んだからというわけではないが、この『くだもの』のような、読者参加を促すタイプの絵本を読むときには、読み手と聴き手のやり取りが派生してもよい気がする。

ストーリー性の高い絵本のときには、あまり脱線(というか、派生的なやり取り)したいとは思わないが。

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