私と彼のこと(360)-育ち合うということ-

彼の誕生日が近づいて来たので、長女T(彼の叔母)から、プレゼントの相談を受けた。
彼女が挙げた候補が、ことごとく「いやそれ、まだ当分遊べないよ」というものばかりで、つい笑ってしまった。

でも、よく考えたら、保育者ではなく、子育て経験もない彼女に「目の前の彼をよく観察したら判るでしょ」は通じない。
「一歳、男の子、プレゼント」で検索して出てきたものから、彼女なりに彼に似合いそうなものを挙げてくれたのだから、感謝しなければいけなかった。

私が、そう反省したときには、既に妻も「いやそれは早すぎる」とコメントしてしまっていた。
慌てて「でもそのうち遊べるようになるよね。楽しみにしておけばいいんじゃない」とフォローしてみたが、やはり少し傷ついている様子。
しばらく時間をかけてケアしよう。

彼の成長を支える人もまた成長する。
さらに、それを支える人もまた。

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