チルを探求するラボーchillab.ーのことー vol.3
大阪は築港で始まった、buddha mountain と 地域との協業プロジェクト chillab. についてのお話です。
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大阪築港エリアが拠点の美想空間のコンペに勝利、以下の課題解決をフリースペースの活用によって解決することが求められました。
コンペの課題は「町リノベーション」
・大阪市港区築港エリアにかつてのにぎわいを取り戻す
・2025年大阪万博を見据えた町づくり
・アイデアを実行する人・事業者を募る
前回はみなとくらしマーケットに出店している、小商いの力を糾合し、フリースペースにおいて、常にマーケットが展開している状態をつくる施策を提案したところまで書きました。
次なる課題は
大阪市港区築港エリアにかつてのにぎわいを取り戻す
こと。
築港エリアは明治時代から昭和初期にかけて発展。株式会社住友倉庫が倉庫群を整備し、戦後の高度成長を支えてきました。
しかし、昭和40年代に入ると、海上コンテナによる物流が主体となり、物流の拠点は移り次第に勢いを失っていったようです。
かつてのにぎわいというのは、経済の発展を指すわけですが、われわれのような小さなブランドというか寄り合いだけで、できることはあまりないように思えました。
そこで、築港エリアの歴史を紐解いていくと、物流だけでなく、鉄鋼業が盛んで町工場が多くあることがわかりました。
お隣の大正区も含めると、500近くのものづくり企業があるそう。
日本の経済を支えたものづくり企業とのコラボレーションによって、築港を盛り上げることができるのではないかと考えました。
提案時の資料を貼りましたが、このときはマーケット出店者(みくまけ人:みなとくらしまーけっとの人)との協業を念頭においていたのもあり、「何をつくるか」はふわっとしていました。
われわれ buddha mountain が新たなプロダクトをつくり、筋道をつけることが大事だろうと思い、構想を練りはじました。
まずは、ものづくり企業について調べることから始めたのですが、なかなかネットに情報がなく、壁にぶつかりました。そこで、コンペ主催の美想空間の方々に相談したところ様々なご紹介をいただくことになりました。
今日もお読みいただき、ありがとうございます。今日は夏が間違えてやってきたような暑さですね。
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