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Twitterをやめた話

もう前のアカウントは削除してしまったので人に気を遣うことなく好きに書こうと思う。
私にはすごく尊敬する写真家さんがいた。いや、今もいる。その写真家さんとは紆余曲折あり、今も気まずいままである。まずは私がその写真家さんに固執しすぎたのがそもそものきっかけだった。あまりに心に響く写真だったので、ほぼすべてのツイートに私がリプを送り、その写真家さんを精神的に参らせてしまった。

違う話になるが、私が子どもの頃、近所のスーパーで毎年1回くらい買い物のレシートとヒヨコを交換してくれるというイベントがあり、そこでもらったヒヨコを愛玩しすぎて死なせてしまっていた。くたくたに疲弊させるとヒヨコは簡単に死ぬ。今も多分そうなんだけど、私は好きなものにはとにかくずっと話しかけたりなんかしたりして疲れさせてしまう。件の写真家さんもそんな目に遭わせていたのだと思う。

その後私も同じ轍は踏むまいと努力して……なんでか普通にしているのに相手に再ストーカー認定されてブロックされたりとか、いろいろあったけど……、最近はなんとかあまり執着しないように心掛けていた。

ただ、写真家さんが有料のファンサイトで更新を何ヵ月もしなくなってしまい、ついついまたやってしまった。
相手は更新したくてもどうしてもできなかったらしい。ADHD特有の先延ばし、というもののようだ。実は私もADHDなのでその辺はよくわかる。ただ、私は約50年生きているので先延ばしにした後のもっと大変なトラブルは実際に経験したりしていて、その体験から学習してなるべく普通の人並みにはできている(はず)。なので直接メールで柔らかくファンサイトの更新についてお願いしてみた。

私も身に覚えがあることだが、人は優しく注意されてもあまり危機感を覚えない。私は直接相手にメールすることについてもかなり長い間考え、相手を傷付けないように言葉を選び、なるべく早いうちに手を打ってくださることを希望しますと婉曲に表現して伝えた。そしたらそれは「まだ優しく言われているから大丈夫だ」という誤解を相手に与えてしまうことになってしまい、それから20日以上待ってもファンサイトが更新されることはなかった。なのでもうこれはアカン、と思い、写真家さんのツイートから引用RTして苦言を呈した。しかしそれにも気付かれていなかったので、とうとうはっきりと相手を叱ってしまった。

あとで向こうの考えを知ったのだが、有料のファンサイトというものの捉え方がそもそも違っていた。私は「月数百円~千円強取るかわりになにがしかの作品を月1本程度提供する、月刊誌のようなもの(但し金額はお好みで)」だと思っていたが、向こうは「月千数百円取るプランもあるけど更新は毎月ではなく不定期、但し有料会員にはその金額に応じて無料会員にないおまけがある」という捉え方をしていた。これでは話が噛み合うわけがない。

向こうはいくら不定期更新とはいえ更新日の予告から数ヶ月放置していたことはよくなかったとファンサイト上にてお詫びしてくれたが、別にそれを私に指摘される筋合いはなかったために気分を害したようである。
また私も、有料ファンサイトの捉え方が違うらしいということに気づいた時点でなにも言わずにそっとしておけばよかったのに、このままでは写真家さんが信用を失ってしまうのではないかという余計な心配と変な正義感から、また相手と気まずい雰囲気になってしまった。これは悔やんでも悔やみきれない。

んで、そもそものきっかけとなったTwitterは、その写真家さんが有料ファンサイトの更新をしていないのに「今年の重要な原稿はすべて終わった」的なことをおっしゃってたことで私がキーッとなってもうこんなツイート見てらんない! Twitterやめる! となったんだけど、別に今考えればそんなのその写真家さんの発言をミュートしとけばよかっただけなのでは、としか思えない。でもまあ今はさっぱりしている。件の写真家さんについては完全に私一人がきりきり舞いしてるだけだけど、その他にも「批判という言葉を盾に文句を言いまくるアカウント」とか「自分はこんな立派なことをしているのに誰にも理解されてないと言いまくるアカウント」とかそんなのが目についてもう限界だったので。

だから、Twitterのしがらみというのから自由になれたことに関してはよかったと思ってます。

(2025年1月5日追記:正確にはTwitterの前のアカウントを削除しただけでTwitter自体は続けております。タイトルはそのままいきますが、内容は修正しました)

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