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セルビア版ハンバーガー、プリェスカヴィツァがワイルドすぎる件
セルビア人はプリェスカヴィツァ(Пљескавица / Pljeskavica)と呼ばれるハンバーグが大好き。そして主食はパン。となればローカルなハンバーガー屋も至る所にあります。先日ひとついただきましたが、マクドナルドなぞ比にならないくらい大きく、そして油っこい。(肉肉しい)
この時はお腹が空いてたので完食できたけど、ハンバーガー単体が重すぎて、サイドのフライドポテトまで手が出ませんでした。ビッグマックも見習ってほしい。
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ところで、ベオグラードの街中にはローカルなハンバーガーショップ(屋台みたいなの含む)が沢山あります。日本における牛丼屋とかラーメン屋みたいな位置付けだと思うんだけど、その一方でマクドナルドとかバーガーキングみたいなアメリカ資本のチェーン店は殆ど見かけない。ローカルが強すぎて外資が入ってこれないのかも?と思って調べてみると、マクドナルドに関してはなんだかんだでベオグラードを中心に20店舗ほどあるみたいです。
ちなみにセルビアの国土サイズはだいたい北海道くらいと言われてますが、その北海道のマクドナルドの店舗数はなんと90以上(2024年時点)。それ以外にもバーガーキングやウェンディーズなど複数のアメリカンバーガーチェーン店がひしめき合ってることを考えると、日本人のアメリカンバーガー好きが相当なのか、セルビア国内における伝統バーガーの力が強いのか、その両方か…
今日のセルビア語:
固有名詞ですが、ずばりセルビア版ハンバーグ・プリェスカヴィツァ(Пљескавица / Pljeskavica)について。
この名前は「叩く(はたく)」みたいな意味の動詞”Пљескати / Pljeskati:プリェスカティ”から来ているようです。確かに、なんかこう、日本で食べられるふわふわなハンバーグに比べると、かなりお肉ぎっしりの歯ごたえ強め。こりゃ相当叩いてますなぁって感じ。
完全に想像ですが、「肉の密度は多ければ多いほど良い」みたいな、セルビア人の矜持を感じますね。