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セルビア式ブレックファストに恐れおののいた話

先日、セルビア式の朝食をいただく機会に恵まれましたが…

朝からとんでもない大ボリューム。真ん中にソーセージ、げんこつ大の揚げドーナツ×3、卵ふたつの目玉焼き、謎の乳製品の数々…流石に皆が毎朝こんなのを食べてるわけではない…と思いたいところ。

ちなみにこのサーターアンダギーのような揚げドーナツは、ウシュティプツィ(Уштипци / Uštipci)と呼ばれるものです。

3つある小皿は多分付け合わせというか、付けて食べるのかな?左上の赤い調味料はアイヴァル(Ајвар / Ajvar)というパプリカを主材料とした万能調味料で、スーパーに行くと色んなメーカーのサイズ違いのアイヴァル瓶詰が棚一面に置いてある。左下のアイスクリームみたいのはカイマク(Кајмак / Kajmak)という乳製品。酸っぱくないサワークリームみたいな、ヨーグルト以上バター未満みたいな、濃厚な乳製品です。右下は淡白なチーズ。山羊?羊?日本ではメジャーじゃないタイプのチーズです。

それにしても血糖値が気になるラインナップなので、セルビアでは基本的には自炊を強いられる予感しかないな、と感じたことを思い出します。

ちなみにセルビア人の方は日本人と異なり1日2食がスタンダードだと聞きました。(人それぞれだろうけど)
1日2食と聞いて納得。どうりで朝からガッツリなわけだ…

今日のセルビア語:

「セルビア式朝食」は”Српски доручак / Srpski doručak:スルプスキ・ドルチャク”となるみたい。
Srpskiというのは「セルビアの」という意味で、Srbijaが「セルビア(国)」、Srbinが「セルビア人男性」、Srpkinjaが「セルビア人女性」となるらしい。
それにしても、カタカナでは便宜上「スルプスキ」なんて言ってますけど、セルビア語の"Srpski"って、最後の文字以外母音入ってないやんけ…これどうやって発音するの…セルビア人ヤバすぎィ…となったのでした。

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