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【セルビアぐらし】ベオグラードで見かけるレトロカー

こないだ街中で見つけた、めちゃめちゃレトロな車。

車のことはよくわからんのですが、なんか素敵じゃないですか?

車種やメーカーは分からないものの、セルビアと言えばユーゴスラビア時代からのザスタバ(Застава / Zastava)という自動車メーカーが有名(悪い方に?)なようで、そこの車なのかも。

仮に違ったとしても、デザインや配色の感じから社会主義時代まで遡る年代物であることは間違いないと思うが…もしピンと来る方いらっしゃいましたらご一報くださいませ…

ザスタバの車。赤が標準なのは社会主義だから?

ちなみにベオグラードの街中を走る車を観察すると、ここまでレトロな車はそうそうお目に掛かれないものの、マニュアルの自家用車は時々見かけます。日本と比較すると、現在と30年前とが入り混じってるようなイメージかな。

完全に個人の感覚だけど、日本車は全体の1~2割くらい、トヨタと日産あたりがちらほら。メインはドイツのフォルクスワーゲンとかフランスのプジョーとか…日本だと高くて手が出ないですが流石ヨーロッパ、こちらではお手頃な選択肢なんだろうか。

しかし、今日の日本では(海外でも?)なかなか見かけない角ばったデザインや真っ赤な配色が眩しいですね。セルビアの街中をブイブイ言わせる真っ赤なトラムとの統一感もあって街に彩を与えてくれますね。

今日のセルビア語:

今日の主役ザスタバ(Застава / Zastava)ですが、言葉そのものの意味は「旗」。セルビアの国旗は赤、青、白の三色旗に国章が乗ったデザイン。この色にはそれぞれ意味が当てられてるらしいけど、Wikipedia様的には「汎スラブ色」としてスラブ系民族の連帯を表す配色だとかなんとか。

確かに、ロシアを始め、クロアチア、スロヴェニア、スロヴァキア、チェコ、、、とスラブ系と呼ばれる人々の国は似たようなデザインが多いですな。
なお、「国旗」は英語では”ナショナル・フラッグ”だけど、セルビア語でも似た響きで”Национална застава / Nacionalna zastava:ナツィオナールナ・ザスタヴァ”となるらしい。流石同じヨーロッパ、スラブ系以外の言葉とも似てるところあんだね。(もしかすると外来語かも)

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