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海外で住むということ。時間にルーズだけどルーズじゃない?イギリス人の友達と話したこと。
今、イギリスのマンチェスター空港で記事を書いているところです。書こうと思ったのも、今私の飛行機が50分遅延してるのがきっかけです。西洋人(特にイギリス)の時間感覚について書こうと思います。
”外国人は時間にルーズ”というイメージを持っている人は多いと思います。確かに、時間通りに事は進みません。私は今イギリスのど田舎に住んでいますが、電車はいきなりキャンセルされるは遅延するは、もうすごいです。日本でこんな事になったら、クレームの嵐だと思いますが、こちらでは誰もそんなことしません。そういうものだからです。
交通機関が普通に遅れる、又は突然キャンセルされる。そんな国。では、イギリス人たちはどうしてるんでしょうか。答えは、ただ寛容になり、時間にかなりの余裕を持って行動することです。
イギリス人の友達とつい昨日、遅延していた電車の中でその話題になりました。日本だと海外旅行の際、空港に着くのは普通2時間前とかですよね。私の現地の友達曰く、「僕だったら遅くとも3時間前。何が起こるか分からないから、みんな移動には一日を費やすつもりで交通機関を利用するんだ」と言いてました。イタリア人の友達も同じ事を言っていました。うわー時間の無駄だなあって思ったけど、彼らにはそれが普通だし、まあそういうもんだよって感じな顔でした(笑)
あと、面白いなーと思ったのは、日本だったら駅に着いたら席を立って電車から出るけれども、こっちの人はかなり前から席を立ってドア付近で待機してます。私の地域が田舎なので、普通の電車が特急列車みたいなつくりなので、ドアと席の間に少し距離があるのもありますが、それにしても5分前とかそのくらい早くから待っています。すごいですよね。電車内に置いてかれたくないからなのか知りませんが、友達は座ってるのに飽きてるからじゃない〜?って笑いながら言ってました。真相は謎です。
日本人からしたらストレス社会だわ〜って思うかもしれませんが、彼らはそこまで気にしていません。そういうもんだし、なんとかなるよ〜って感じです。柔軟に寛容にって感じですね。以前、乗った電車が発車せず、ホームに一旦降ろされ、しかもホームが2回変わって40分待たされたことがありましたが、流石にマジかよ〜っていう雰囲気だったものの、席に着いたらおじさん達が顔を赤くしてビールを飲んで盛り上がってました。確かに疲れるけれども、こういう心の広さがあるイギリス人の気質は日本人も見習うべきだなって思いました。例えばカフェでレジが行列なのにも関わらずレジの店員さんがお客さんが会話を楽しんでいてなかなか列が進まなくても、誰も急かさないし、店員さんも会話を優先します。ロンドンとか大都市はどうなのか知りませんが、私の地元ではこれが普通です。
話が逸れましたが、イギリスでは時間にルーズではあるけれども、意外とみんなかなりの時間に余裕を持って行動します。これは日本人よりかなり顕著です。皆さんも、海外旅行の際は全てに余裕を持って、そして柔軟に寛容になって旅行を楽しんでください。私もまだ慣れませんが、、、笑