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早稲田の留学ってどんな仕組み?倍率は?ごく普通の早大生が応募してみた。
現在イギリスに1年間、交換留学している早大生です☺︎ 国際教養学部ではありません〜。留学を申し込むときに、全く情報が手に入らなくて困ったので、早大生でこれから留学を考えている方々のためにも、ここに詳細を記しておこうと思います!読み飛ばして、気になるとこだけ読んでください。
まず、申し込みの時点。
留学準備はおよそ1年前から始まります。オセアニアなどの地域を除いて多くの留学プログラムが8、9月から始まります。私は2019年の9月から留学がスタートしたので、申し込んだのは2018年の10月頃になります。10月の初旬に留学フェアや個別相談会などがあって、実際に申し込みが始まったのは10/15でした。申し込みはweb上で、10/26が締め切り。書類も留学センターまで提出しなくてはいけなくて、それは同月22日から26日まででした。国教生とその他の学部の生徒で書類の封筒の色が違うんです、怖かった。国教生だらけ、、、
早稲田の留学制度の概要。
早稲田の留学には色んな種類がありますが、私はEX-Rという交換留学の制度を利用しました。EX-Rだと学費は早稲田に払い、そして現地の生徒と同じように学部生として授業を受けます。普通に大変です。語学留学だと、学費は現地の学校に払うのかな?確か。海外の大学は学費が高いです。イギリス人の大学生はみんな、政府からお金を貸してもらえるのでその心配はないし、ほとんどバイトもしてないです。後から返すみたいだけど、親や自分の年収とかにもよるし、色々条件が揃えば返す金額も変わってきます。
学校選び。
私はとにかく英語圏が良かったので、アメリカ・イギリス・カナダなどを最初に考えました。普通ですよね。でも、問題は英語の資格(IELTS)のスコアが悪かったこと。私の学部は第二外国語をめちゃくちゃやらせるのに、英語を全くやらせない。どこの学部かバレたかな?笑。私は別に勤勉でもなんでもないので、当然英語の勉強はしない。気づけばアルファベットの読み方も英語ではなくスペイン語になってました。別にスペ語もCだけど。2年間放棄した結果がかなり酷かったです。IELTS 6.0。ウーーーーン。ダメね。このスコアで入れる大学を探さなくてはいけない。しかも、賢い賢いSILSの人たちと競い合わなくちゃいけない。
そして、単位交換されないと困るので、早稲田で学んでることと同じようなことが学べる学部があるところを選ばなくれはいけない。ここで気をつけて欲しいのが、留学センターのサイトで申し込む大学の条件を大学ごとに検索できるやつあるじゃないですか。あそこに書いてある条件のスコアは信用しちゃダメです。っていうのも、一般的に学部ごとに入学条件が異なってくるので、例えばA大学の中でも、社会学部に入るにはTOEFL70点必要だけど、海洋学部は60点あれば入れるとしたら、留学センターはTOEFL60点を必要条件として掲載します。だから、いちいち大学のサイトを見て学部ごとの条件(english requirementって調べれば出でくると思います)を自分で確認しなくちゃいけません。(別に単位が交換されなくてもいいなら全然気にしなくても良いんですが)学内選考で通って、そのあとに学部を選ぶんですが、この時点ではもう大学を変えること、辞退することが出来ないので注意です。学内選考前にチェックしておく必要があります。(でも私の大学の場合、学部なんてほぼ関係なく自分が取りたい授業どの学部のでも全部取れたので、今考えたら無駄な作業だったなーって思いました。でもあくまでも私の大学の話です)
なんとなくイギリスがいいなと思っていたので調べてたら、あーもー全然いける大学ないじゃんってなって、ヨーロッパの国で英語で留学出来るとこないかなーって探し始めました。イタリアとかの有名な大学でも英語になると要求されるスコアは低いのでありかなって思ったり。なんでイタリアで英語勉強してんねんってなるけど 笑。そのくらいギリギリでした。でも、ドイツとかオランダとか英語がとても堪能な国を選ぶのはアリだと思うし、異国の地で生活すること自体素晴らしい経験なので全然ありだと思います!余談ですが私の友達はほとんどイタリアやスペイン、ドイツ人で構成されているので、イギリスにいる感じがあまりしません 笑。で、第7希望まで提出するのですが、なんとか英語圏でいけそうなところを7つ見つけました。第一希望から第五希望まではイギリスの大学、第六はアメリカ、第七はアイルランドにしました。
気になる倍率など。
ご存知の通り、倍率は公表されてません。留学センターの私を担当してくれている方曰く、GPAと英語のスコア、志望理由の総合点に基づき、コンピューターが勝手に個々の希望順位を参照して大学の枠に人を機械的にバンバン入れていくらしんです。だから倍率とか「ない」と言ってました。そして国教生ですが、別に優遇されることもなく落ちる人もいるらしいです。また来年申し込んでね、みたいな。あと、唯一倍率的なものを見られるチャンスが一回だけあります。それが、出願時期の中間発表です。私の時は10/19に、現時点でどの大学に何人が応募したか見れました。でも、よっぽどの自信がない限りこの中間発表の後に出願すると思うので、あんまりあてにはならないけど、ないよりマシかなって。あ、あと、二次募集っていうのが存在してて、一次募集で余った枠で募集をかけます。私は以前の二次募集の枠を見て、どこが人気なかったとか調べてましたね。行ければなんでも良かったので必死でしたね 笑。
どういう人がどこに受かったか。実例。
まず私のパターン。GPAは確か2.7くらいだった気がします。こっから留学用に換算するんですがそれが3.3だったかな。悪くはないですよね。で、IELTSは6.0。低い。志望動機はゼミの志望理由と同じようなこと書きました。で、通ったのが第四希望の大学。結果は12/5に分かりました。ありがとうございますって感じ。本当に。でも実はなんとなく第四希望の大学になるんじゃないかと薄々思っていて、何故かというと、この大学IELTSしか見てくれなくてTOEFLはスコアとして提出できないんです。日本人って留学って言ったら、アメリカ!トッフル!って感じだから、この大学申し込む人あんまりいないんじゃないかなーって思ってたんですよね。
留学に申し込んだ友達が本当に少ないので、情報がないのですが、高校時代に留学していて英語のスコアがめちゃくちゃいいけど、留年しそうなくらいGPAの低い友達は、スペインに行きたかったみたいなんですが、一次募集では全部落ちていました。(スペイン語で申し込んだかもしれないし、全部スペインにしたのかは分かりません)彼女は二次募集でインドを第何志望か分かりませんが、書いて今インドにいます 笑。でも楽しそう!GPA・英語スコア・志望理由は全て平等に見られるらしいので、全て平均的に良い方が絶対にいいと思います。やっぱり、学内選考は厳しくて、第一希望に受かるのは難しいかもしれません。でも、国教じゃなくても学内選考通っている友達はたくさんいるので私みたいにそこまでビビらなくてもいいと思います。
学内選考後。
12/5に選考結果、その2日後には候補者決定直後オリエンテーション。すごい人。文字通り「候補者」なのでまだ留学できるか分かりません。これから現地の大学にやっと申し込み出来ます。先生に推薦書をもらったり、願書を書いたり色々大変。でも留学センターの方が丁寧に面倒見てくれます。これが私費留学と比較して良いところかな。(英語は見てくれないけど)私の場合は6月くらいにやっと正式に入学許可がおりました。遅い方だった気がします。インドの子はもっと遅かったかな 笑。だから友達には6月まで秘密にしてました。言った時はかなりビックりしてましたね。
さいごに
かなり詳細に書いたので長くなりましたが、何となく早稲田の留学制度について分かっていただけたでしょうか。次はビザ取得時、そして現地に着いてすぐにやらかしたエピソードを書こうと思います。私自身しっかりしていない性格なので本当に大変でした。ご質問がありましたら、ぜひコメント欄にお願いします😃