戦略ミスからの修正
息子がワンカルビのネギ塩牛タンが好きでよく行くのだが、先日行った時に『牛タン食べ放題』がコースから無くなっていた。それを見た息子と妻が「もう来なくていいよね・・・」となっていた。
至極当たり前の反応で、それが目的のお客さんが多いだろうから当たり前に売上は下がるのはわかる。
僕はXでこう呟いた。
「ワンカルビの『牛タン食べ放題終了→黒毛和牛食べ放題』は明らかな戦略ミス。客数減るだろうなあ」
「ワンカルビ、タン食べ放題終了とか終わった感じするけどなあ。ますますキングが流行りそうやな。」
「『ワンカルビ 牛タン』で検索してみると「もう行かない」ってポストが多い。そりゃそうだ。牛タン食べ放題のメニューを軸に質の高いサイドメニューを売って評判になっていたのだから。その軸を無くすってのはもはや別の店になるって言うこと。おそらく前年比90%じゃ済まない事態になると思うわ。」
そして「ワンカルビ 牛タン」で検索してみても、「ワンカルビ牛タン食べ放題無くなった。もう行かないわー」と言う投稿がたくさんあった。
みんな思うことは同じなのだ。
そして1ヶ月後。
わかりやすい。
牛タン食べ放題コースをやめたのは4月。この2ヶ月でえげつないほど客数が減って、焦ってコースを復活したのだろう。
ワンカルビの強みは牛タン食べ放題とコスパが高い赤身、そしてレベルが高いサイドメニュー。その三つが中核になってるのだが、中核の一つを無くすのは自殺行為に他ならない。無くすくらいだったら値上げで乗り切ればいいだけだ。ワンカルビの客層は比較的年収が高い人が多いので、1000円程度の値上げなら気にしないだろう。
だから明らかに戦略ミスだったのだが、すぐに修正するあたりは流石だと思う。
牛タンコースが復活してうちの息子も喜んでる。