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飲食店のばえ問題

飲食店が“ばえ”を意識するのはいいことなのだが、“ばえ“で誤魔化している店が本当に多い。今世の中はメニューやSNSの写真は美味しそうだけど、食べたらまずい料理を出す店で溢れている。

要因の一つにスマホカメラの性能向上がある。
一眼レフじゃないと撮れなかったポートレートも今や簡単にスマホで撮れる。しかも編集も簡単にでき、美味しそうな色合いにすることができるし、見せたい色を際立たせることもできる。ネットで検索するとばえる為の撮り方や、盛り付け方、提供方法などいくらでも出てくる。
だから誤魔化せてしまう。「この料理、写真ほどではないね・・・」と言う経験をした人は多いだろう。
変な表現で申し訳ないが、程度の低い風俗と一緒だ。写真を見て選んだ子が、実際来てみると全然違ってて、「チェンジで!」と言うのと同じだ。飲食店はチェンジができない分、風俗より酷いかもしれない。

ただ今はその誤魔化しもきかなくなってきているし、ばえで誤魔化してる店は長い目で見たら絶対にもたない。一時的にお客さんを呼べるかもしれないが必ずどこかで限界がくる。
料理屋にバエなんていらないのだ。
もちろんメニューに載せる料理は綺麗に撮った方がいいし、盛り付けも綺麗にしないといけない。
大切なのは本質だ。料理が美味しいって前提がなければ“ばえ“させたところで意味がないってことだ。

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