書斎マン
一人で持て余している3LDKの書斎に入って、今週もノートパソコンに向かってノートを書く。妻の期待(圧)もあって、週に一回必ず更新するようにしている。ルーティンとして大分馴染んできたように思う。
3LDKの3部屋の内訳は、寝室、書斎、和室となっている。寝室は毎晩、書斎は今(あるいはテレワーク時)、和室はアイロンがけの際に使っていて、いずれも全く使っていないわけではない。和室の使い方はやはり勿体ないというか、贅沢な感はあるが、妻とまだ見ぬわが子が帰ってきたらわが子のために捧げる予定だ。和室氏におかれては今は役不足で不服かもしれないが、楽しみに待っていてほしいと思う。
書斎は、自分でも惚れ惚れするほどいい部屋になった。
部屋の隅に黒のデスクとワーキングチェアを配置し、デスクにはラックで高さを持たせたノートパソコンと新たに導入したディスプレイを置いている。デスクの天板は黒い面に張られたガラスがつやつやしていて、卓上のディスプレイやノートパソコンがよく映える。その隣には背の高い本棚と、後ろには妻の電子ピアノと自分のギターが置いてある(ほぼ使われていない)。
とにかく、座るだけで「ほう…」という気持ちになれる、お気に入りの部屋ができた。本当はもっとこの部屋を使ってテレワークをしたいし、置いてあるギターも触りたいのだが、平日の忙しさ(残念ながら出勤時の方が仕事が捗る実態がある)と休日の自堕落さによってなかなかできていない。書斎を使いこなし、書斎の似合うイイ男(書斎マン)になりたいと思う。
今日も妻とビデオ電話をした。
妻は、Pr〇ject Make〇verというyoutube広告でも流れてくる類のパズルゲームにかなり長くハマっている。ステージを失敗するとライフが減り、ライフがなくなると回復するまで遊べなくなるが、課金すれば回復できるタイプのゲームで、一緒に暮らしている間はいわば湯水のように課金していた。(スマホゲームには基本課金しないポリシーを貫いてきた僕とはギャップがあったが、妻が自分で稼いでいるお金なので特に口出しはしてこなかった。と思う。)
そんな妻が、この度の里帰り出産に伴い(コロナの影響もあり、産休扱いとなる期間よりも8週近く?早く休職している)、無給状態に陥っており、収支が見通せないから課金をためらっていると言う。なんとも可哀そうだと思った。
妻は今、やむを得ず働けない状態にあるだけで、お腹の赤ちゃんを育てるという妻にしかできない仕事をしてもらっている(夜中も膀胱をドコドコ蹴られていたり、身体が痒くなったり、寝るのが苦しくなったり、大変そうな仕事だ)。なるべく経済的な面でまで不自由をしてほしくない。
そのうちジェムを買ってあげようと思う。