感謝を惜しまなく伝えよう。
半年前からお世話になっている病院の院長が今月いっぱいで退任になることを知った。
今日は1か月ぶりの診察。
体調も回復して、転職活動にも積極的になってきた近頃。
まだ面接までは辿り着いていないけれど、やれることが増えてきたことを先生に伝えたくて会うのが楽しみだった。
1ヶ月に一回診てもらっていて今回で9回目の受診。
通院当初は緊張と不安でガチガチで、「何を話そう」「どういう順番で話そう」とそれだけで疲れてしまっていた。
でも今では安心して、
ありのままの生活や、
悩んでいることを話せている。
うまく伝えられないことはあるのだけど。。
きっとそれは、
考え方を強制するわけでも、私をコントロールするわけでもなく、
常に私に寄り添って治療をしてくれた先生の姿勢のおかげだったと思う。
次回の診察は通常であれば来月なのだけど、
「29日に来ていいですか?最後に先生にお会いしたくて」
と伝えた。
先生は「ぜひぜひ!」と答えてくれた。
その帰りのバスの中で、ふと思った。
もし先生が退任にならなかったら、この感謝の気持ちを伝えることができただろうか?
もちろん診察の終わりにお礼は伝えている。
だけど、
・先生と話したい
・先生だから話せた
・安心して話せた
・寄り添って治療をしてくれてありがとう
・私を尊重してくれてありがとう
・悩みを打ち明けられて嬉しかった
・自信を与えてくれてありがとう
という想いは伝えられなかったと思う。
そう考えると、家族、友人、同僚、店員さん。
身近な大切な人への“ありがとう”を、
「恥ずかしさ」や「いずれ」という気持ちで出し惜しみしていないだろうか?
そんな気持ちになった。
私の周りには、感情を言葉にすることが得意な人達がいる。
「嬉しい!」
「好き!」
「ありがとう!」
「嫌い!」
そんな人達のエッセンスを少しいただいて、
日頃の感謝は、その時に惜しみ無く伝えていきたいと思った。
早速友人と母親に感謝のLINEをするべく文章を打つことにした。